2012/12/09
第21回東京ミネラルショー
池袋で行われた東京ミネラルショーに行って参りました!以下はそのレポートになりますよー
会場に到着したのは8:50で正直自分より前にたくさんの人が並んでることを覚悟してたのですがチケット列に並んでいたのは30~40人ほどでした。ちょろいですね
先着100名でカレンダーを無料配布していました。普通に購入もできるようでしたがラッキーでしたね。多分ですが9:15頃に終了したようです。9:30にチケット販売開始で無事購入
9:30ころの写真。奥に見えるのがチケット購入列です(僕がいる場所はチケット購入済みの人の列)。やはり早めに来ておいてよかったです。開場は10:00なのですが9:50に中に入ることができました
T-REXの頭の化石。でかすぎて感動しました(子どもの外国人さんのおててが写っちゃってます)。外国人ディーラーはさすがといった感じですね。お値段350,000円。即売会ではありますが同時に展示会でもあるので見るだけでも十分に楽しいです
会場の様子など。鉱物と化石の比率は65%:35%といったところですかね。研磨済みの石は見栄えはいいですがチープな印象があるようにも感じます。やはり個人的には母岩付きの無骨なものがいいですかね。もちろん研磨したほうが綺麗なものはそちらのほうがいいですが。ビーズアクセサリーなんかも豊富なのでそれ目当てで来ている人もたくさん居ると思います
パイライト(黄鉄鉱)の塊。言わずもがな四角い結晶は天然のものです。パイライトはあちこちで見かけますが値段設定がディーラーによってまちまちなのが怖いです。大きさは同じくらいなのにこっちのほうが安い……てことがよくあります。というかこれは何もパイライトに限ったことではなくすべての鉱物に言えます。向こうのブースの物と同じ大きさなのにここだけ全部異様に値段が高いとかザラです。こわいです
可愛らしいイラストを見つけたのでつい……。最もポピュラーであろう水晶のクラスターは色々なブースで目にすることができます。でも自分好みの形を見つけるのは大変なのです
左は恐らく三葉虫の化石のレプリカですね。古生代を生きた動物です。右のまんまるはカンポデシエロという鉱物。その下のプレートはロジウムコーティングが施された何かのようです
日本産の白雲母と石英。大きくて迫力がありました。
余談ですが外人ディーラーのブースにはたいてい英語と日本語を話せる日本人がいるので意思疎通は図りやすいです。英語使ってアメリカ人と話してる日本人の姿は尊敬しちゃいますね。羨ましいしかっこいい。外人のみというブースもちょこちょこあるんですが普通になんとかなるので人間ってすごいなあと思いました。ぼくも得意の英語()を使おうかと思いましたが恥ずかしいので止めときました。
え、えくすきゅーずみー?あ、はうまっちいずでぃす?おうおうけーおうけー あいむそーりーあいきゃんと、きゃんのっとあふぉーどとぅばいでぃす……おう?2000えんでおうけー?さんくす///
ラブラドライトをハート型に研磨・加工しているところは結構見かけるんですがこれは大きくて可愛いですね。余談ですがここのスイス人(だと思われる)ディーラーの女性が綺麗でした
どれも小さいものですがお値段異常……あぅ……。左はルチル・ヘマタイト。モノにも依るでしょうがとても薄い
Q.これはなんですか?
A.透明標本です
タンパク質を酵素で透明にし、硬骨を赤紫、軟骨を青紫で染色したものだそうです。初めてこの存在を知りました。ぼくの目はこれにしばらく釘付けになっていました。右はショーケースのライトアップの関係上写真が撮りづらかったのでご容赦下さい。魚の稚魚やエビの透明標本でした。ものすごく繊細で綺麗でした
左は自然銅。天然の銅ですね。光沢があるので恐らく研磨済みですがこれは良いですね。右は磁気玉と名前がついていましたがよくわかりません。とりあえず磁石でした
フィギュアメーカーで知られるグリフォンエンタープライズさんが出展してました。古代生物の模型も作っていたんですね。右はアノマロカリスはあのままのカリスマです。古生代を生きた大型の生物で三葉虫を捕食していたとか
アメジストのジオードと結晶です。これも様々なブースで見かけますがお高いですます
左はペラゴルニス・チレンシスと呼ばれる巨大鳥類の復元全身骨格(レプリカ)です。なんでも日本初公開だとか。右は固体の水銀(見切れてますが)。有毒鉱物は興味をそそられます
左はアンモライト。アンモナイトの化石からなるれっきとした宝石だそうですがよくわかりません。ここまで大きいものは珍しいとか。右はマグネシウムの結晶群。不気味ですね
これは誰もが見ただけでデスモスチルスの歯の化石だとわかりますね。実物を見られて感動しました。お値段80,000円となかなかにお買い得かもしれません
ひときわ異彩を放つこのラピスラズリですがお値段脅威の1,500,000円。物の価値とは希少性にあるような気がしてきました。ぼくは確認していませんがきっと他のブースにも100万超えの品があったのでしょう
左はよくわかりませんがなんかかっこよかったので。右の緑色のは葡萄石に見えるんですがちょっとよくわからないです
水晶ジオードのクラッキング実演イベントが会場内でありまして、写真はその様子です。料金1800円~となかなかリーズナブルな感じでやってもらえます。石ころみたいなのをチェーンでかち割ると中の水晶があらわになるという素敵な代物。真っ二つになったジオードをお持ち帰りします。お子様に大人気。ぼくも参加しようかと思いましたがけっこう並んでたのでスルー
そういえば客層についてですが、女性やカップルなんかも多い印象でした。小中学生なんかもけっこう見かけましたし無論ベテランぽい人もたくさんでした
福引大会もありましたが華麗に外れだったです。当たると何か貰えるようです
写真の確認を自宅でしている途中に近くで撮りすぎたと後悔。恐竜か何かの頭です。かなりのサイズだったのですがお値段60,000円とお買い求めしやすい値段設定
いつの間にかT-REXの頭の化石が売れていました。レベルの高い猛者にはぼくは到底なれそうにありません
甲冑魚の化石だそうです。絵でしかその姿を見たことがなかったので良い物が見られました
こういう母岩が残っているような鉱物が個人的には好きです。右は三葉虫の化石。これも化石を扱っているブースではお馴染みという感じですね。これは形も綺麗で値段も安めという印象です
カニシカ王朝の銅貨。珍しいというレベルを超えているように感じますがどうなんでしょう……。右の値段は恐らく1皿全部の総額だと思います
15:00過ぎのチケット購入列の様子など。すごく混んでいました。遅れをとると勿体無いということがわかります
以上ですー。上記の写真以外にも素晴らしい物はたくさんありましたがさすがに全部撮る余裕はないのでこの程度に留めました。会場内をぐるぐると5周くらいは見て回っていたので足が痛いです。大規模なイベントだけあって人も大勢でしたしね。コミケほどではないにしろ立ちっぱなし歩きっぱなしはきつい……
イベントの混雑度についてはコミケの1/5程度ですかね。自由に動き回れる感じはしますし焦らないと買えないようなものもそんなには無いですし……
初めての参加でしたが思い通りに行動できたので良かったです。気に入ったものも概ね買えましたし楽しかったですとても(購入した物については後日また記事にします)
必死に探し求めていたウランガラスは結局見つけられなかったのでネットで買うことにします。
0 件のコメント:
コメントを投稿