赤字は現実のNoesis本人、灰字は考察や補完、《》はこれを書いている時に気付いたことなど。
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・人物→私、S、Sが所属するBチームのメンバー、バスに乗っている人々
・場所→森の近くの開けた平野。バスが2台停まっている。
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夢の中の私は、過去に見た夢をテープを選ぶかのごとく自由に選択して再生できることを知る。
夢に登場する演者の座席がバスにあり、そこで夢の再生が可能だが、座席に演者が座っている必要がある。
私は見たい夢(その夢は前後編であり、後編から私はSと行動を共にしている夢である)を再生しようとSの座席に赴いたが、彼女を含む演者ら(その夢はSの他に複数の演者が登場する)はその時不在だった。
Tips:あるクラスのAチーム所属の私は探索対象のデパートで迷子になり、
Aチームで活動するだけの能力が無いと判断され、翌日からBチームに配属されることに
なってしまった(Aチーム異動希望の人と入れ替え)。
肩を落としながら、翌日Bチームのメンバーと顔合わせをした私。
しかしそのBチームにはSがいて……。
私はこの後編の夢を再生しようと思い立つ。
バスに設置されている時計を見ると、もうすぐSらが帰ってくる(彼女らの登場する夢の舞台は終幕し、バスに戻る)ことがわかった。
前後編の場合テープは2本に分かれている。
夢を記録しているテープ(物体が有るわけではない)は巻き戻し作業が必要であり、後編のみを見る場合でも前後編両方の巻き戻しをしなければならない仕様である。
《すべてのテープは初めは巻き戻しが完了していない状態にあり、巻き戻し作業も演者がバスの座席に居る必要がある》
そのため彼女らを呼び戻すべく近くの森へ足を運んだ(私はその夢自体は過去に見ているため、Sらが何処に居るのかを知っている)。
彼女らはその夢の終盤を演じていた。
なぜ彼女らが過去の夢をいまだに演じている、それも前編を演じているのかはわからない。
また、ただ彼女に会うだけならこれを眺めているだけで十分だし、待っていればおそらく彼女らはバスに戻ってくるが、私ははじめから夢を見直したいという思いが強くある。
また、待っていると夢が覚めてしまうという不安もあった。
Sら(5人くらい)は、夢の終盤を演じていたということもあり、バスが止めてある場所からすぐのところにいた。
メンバーの男が獣人になれる何かを見つけたらしく、その力のテストをしていた。
さらに他メンバーにその力をおすそ分けできるという。
男は獣人化し、爪を振るってみせた。
Sのも能力の配布を受けたようだが、身体は特別変化しなかった。
《適正があるらしい》
ふいに風が吹き、服がめくれてSのお腹が見えたので、その部分を巻き戻してもう一度再生し、じっくり観察した。
この時(夢を見ている時の私)は、私は演者を呼び戻しに行っているものだと思ったが、
《もしかしたら、呼び戻しに行くというのは幻で、演者を探しに行くという形で夢の再生ができるということなのかもしれない》。
(《これについては、既にバスの座席に着席している演者の出る夢の再生をすればはっきりする》)
実際、私は夢の前編の終わりの部分を見ることができている(見たかったのは後編だが)。
能力の配布を受けたメンバーの男に異変が起きた。
獣人化の能力を見つけた男を、圧倒的な腕力で切り裂いたのだった。
しかし、切られた男はしばらくすると立ち上がる。
傷も再生している。
それどころか、先程よりも禍々しさを増している。
襲ってきた男を逆に切り殺した。
私はこれを木の影に隠れて見ていた。
ここで私は目が覚めた。
――
幼い頃から、明晰夢をよく見ます。夢の中の私の行動を、私の意思である程度変更できる時もあります。
今回の夢は、起きてすぐパソコンを立ち上げてメモしたのでかなり正確です。
見た夢をそのまま記録しただけなのでオチはありません。
以上。
以下疑問点
・バスにSらが居なかった理由
・私が見たかった夢の舞台(森)と、バスの停まっている場所が近い理由
・もし遠かった場合、私はSらを呼び戻しに行ったのか、またそもそも行けたのか
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