昨日恵比寿ガーデンホールにて開催された、
『山崎エリイ First Live 2017 「Teenage Symphony For You」』
に参加して参りました。
以下はその感想、レポートとなります。
毎度のことながら、前物販へ行くため早めに恵比寿へ。
恵比寿で降りたのは初めてでしたが、全体的に綺麗なところで感動。
恵比寿ガーデンプレイス、とても綺麗なところですね。エリイちゃんのライブ会場に相応しい立ち振舞いでした。
物販待機列には13時前に加わりました。前にいたのは20人くらい?でしょうか。
14時、物販開始となりましたが、レジ数が少なく、ものすごく牛歩でした。早めに来ておいて正解でした。
購入したものは画像の通りです。Tシャツは多分買っても着ないだろうということで今回はスルーしました。
パーカーも買う予定はなかったのですが、Twitterのエリイちゃんを見ていたら欲しくなってしまったので買いました。買わずに後悔するのだけは避けたいですからね。
横顔の髪飾りに「ERII」って入ってるのが嬉しい。
購入後は駅近くのサイゼリヤで時間を潰しました。サイゼリヤは安いので神。
16時30分開場。ドリンク代500円取られました。
フラスタ、たくさんありましたので一部のみ載せておきます。愛されてるなあエリイちゃん。FAガール。
物販はかなり売れているようでした。開場後物販まで残っている予想をしていた人もいたのではないでしょうか。少なくとも私はそうです。読めないものです。
さて、私の座席ですが、ほぼ最後列でした。最後列だったのですが、思いのほかステージから離れている印象はありませんでした。なるほど、小さめのホールなら最後列でも許容できるということですね。であれば、今後はもうすべての声優イベントをここでやればいいのではないでしょうか。
倍率は知りません。
ちなみに、私の後ろの列は関係者席のようでした。
帰り際、machicoさんが関係者席下手側にいらっしゃったのを発見しました。マスクしてましたがおそらくあれはmachicoさんだったと思います。その隣に和島あみさんらしき人もいらっしゃったように見えました。
話しかけようか悩みましたが、今日はエリイちゃんのライブを見に来たのだし、声優ライブの関係者席に声優がいることくらい当たり前なので、断腸の思いで遠慮しました。
17時を回り、開演。
十代交響曲と全部キミのせいだのストリングミックスが流れ始め、エリイちゃん登場。
そこからシームレスで全部キミのせいだの歌唱が始まりました。
衣装は肩出し、脇も見えるかなり大人っぽいものでした。
今回、比較的地蔵多めになってしまいました。エリイちゃんの歌う姿があまりにも美しすぎて、見る以外のことをしたくないと脳が判断したのでした。
続いて、Lunatic Romance。この曲80年代っぽさがあって好きです。ダークな感じがとても素敵。
タンバリンを鳴らしながらの歌唱でした。ホリプロは何かとタンバリンを使いがち。(そうでもない)
カッコいい曲を可愛いエリイちゃんがクールに歌い上げるとどうなるか知ってる?
――世界が笑顔になる。
ここで一旦MCかなと思ったら続けて空っぽのパペットを歌唱。
この時だけオケマイクともに音割れがそこそこひどかったように感じました。
ライブの音響はいつでも課題ですねえ……。
ちなみに、オケと書いている通り生演奏ではありませんでした。
エリイちゃんがノリノリでバンドメンバー紹介するシーンをあまり想像できないので、これで正解な気もします。
1回目のMC。喋るエリイちゃん is 可愛い。
自己紹介からの、「皆さんどこからお越し?」で軽快にスタートしました。
エリイ「東京、らへんの人! 北海道、らへんの人! 大阪、らへんの人! ンその他!」
言い方がいちいち癖があってキュートでした。
その後、ライブタイトルの説明をしてくれるエリイちゃん。
丁寧に説明していましたが、よくよく考えるとただ和訳しているだけでした。
でも可愛いのでOK!
(といいつつFor Youのところで感涙したオタク)
ここで冒頭のストリングミックスの解説もされていました。
十代交響曲と全部キミのせいだのBPMがほぼ同じであるため、(制作上)合わせやすかったとのことでした。
エリイちゃん、BPMという言葉の意味をよく理解していなかったようです。
続いてステージセットの解説へ。お気付きかもしれませんが、MCの時間、かなりゆったり目に確保されています。エリイちゃんが頑張ってお話している姿をたくさん見られるとは思っていなかったので、個人的に嬉しい限りでした。
ステージは深い森をイメージしたようなものだそうです。(森の)奥底の知る人ぞ知る隠れ家のようなじっくりコトコト系と話すエリイちゃん。日常から飛び出すような空間。日常の中の非日常。ライブの楽しさの真髄です。
曲もこの森のような雰囲気に合ったものが多いので、まさに最適解だと思いました。
上記3曲についても言及。
今回はライブが全体通して大変ゆったりとしていたため(後述)、メモの取れ高が良いです。
出来る限りもれなく書き切ってやるぜ……。私のメモ力に刮目せよ。(オタク、偉そうにするな。)
Lunatic Romanceは、2週間ほど前にスタッフさんからの提案でタンバリン使用が決まったとのことでした。
初めは鳩時計のように両手がパタパタ動いてしまったらしく(鳩時計エリーゼ、可愛いもの。完飲。)叩く練習をちゃんとやったとか。
MC中、すごく楽しそうというか、嬉しそうな感じで話していたのがとても印象的でした。
ファンに対して喜びの気持ちを伝えるような言葉が多かったです。
仕事だから、とか営業スマイル、とかそういうのではなく、本当にファンを大切に思っているという感情が伝わってきました。
ここで、エリイちゃんから「次の曲は座って聞いてほしい」と指示が。
そして、ドーナツガール歌唱。今回のライブの目玉、その1といったところでしょうか。
おもむろに、ステージを降りるエリイちゃん。回りに中腰でスタッフが付きます。
座席通路を歩き出すエリイちゃん。オタク、私も含め状況を理解するのに時間がかかるとでも言いたげな表情でエリイちゃんに視線を向けます。
驚きました。エリイちゃんが、狭い通路をゆっくりと歌いながら歩いているのです。
通路に近いオタクはそれはもう限界スマイルの極みという顔をしていました。
でも、その嬉しそうな笑顔は気持ち悪さを感じさせませんでした。本当に屈託のないオタクの笑顔がそこに広がっていました。
私は残念ながら後方で中央寄りであったため、エリイちゃんが間近に来る、ということはなかったのですが、それでも近いところまで来てくれた嬉しさでいっぱいでした。
これ以上ないファンサービスでした。
トラブルもなく歌唱を終え、雨と魔法へ。サプライズ後でしたが、オタクさんたち、とても落ち着いて聞き入っていました。
終わり2回目のMCへ。
「今日天気良いですよね」というつまらない話の典型例であっても、エリイちゃんの口から発せられたとなれば別です。最高に楽しい話へ早変わり。エリイちゃんが何気ないことを延々と話し続けるイベントがあればいいのに。あるいは、エリイちゃんが椅子に座っているのを眺めるだけのイベント。
エリイちゃんは曇り女だそうです。曇り女とは。
ところで、なにかと可愛いエリイちゃんですが、「うふふっ」と笑うのも可愛さを引き出す要素の一つです。
MC中、何度も「うふふっ」と楽しそうに笑うのですが、どうやら自覚(そもそも自覚する必要性はないと思いますが)が無かったらしく、最近自分がこのように笑うことに気付いたようです。
「『うふふっ』っておかしい?封印した方がいい?」
「封印しないで~!」
まあエリイちゃんのことなのでこのまんまでしょう。そんな感じの微笑ましいMCでした。
My First Love、Pearl tearsを歌唱。ドーナツガールからゆったり目の曲が続きます。
ここで、私はあることを思い出すのでした。
http://ameblo.jp/yamazaki-erii/entry-12251184495.html
ゆったりとしたライブに出来たらと
思っております。
上記、ラジオでも同様のことを話していましたね。
エリイちゃんの考えていた『ゆったりとした』がどの程度のものかはさておき、
私個人としては、全体を通してきちんと彼女の所望していた『ゆったりとした』ライブになったのではないかと思っています。(おかげで双眼鏡構える余裕もありまくりでした。)
ドーナツガールからPearl tearsまで、誰一人立ち上がったオーディエンスはいませんでした。
座り指示があったのはドーナツガールだけです。それ以降の曲は、ゆっくりな曲であるとはいえ、別段座って聞けとは言われていません。(立ちづらい雰囲気だったのは否定しませんが。)
正直感心しました。
エリイちゃんはファンをかなり信頼していると思います。だからこそ、ファンもそれに応えようとするのでしょう。
オタクがエリイちゃんの考えを意図的に汲んだかどうかは定かではありませんが、こういった信頼関係があったからこそ、ドーナツガールでの通路移動を実現できたのではないでしょうか。
今後も、良い空気感のもとライブが行われることを心から願っています。
念のため付け加えておくと、終始静かな雰囲気だったわけではありませんのでご心配なく。
パワフルな曲な時にはちゃんと掛け声とかありましたし、いつもどおり飛び跳ねてる人も健在でした。
ただし、座席指定なのでやはり穏やかなことに変わりはないです。
ライブは全席指定のホールが最良です。節度は守られるべきです。
さて、Pearl tears歌唱後、エリイちゃんが一旦捌けました。
しばらくして「山崎エリイの軌跡」なる音声が流れ始めます。収録済みですね。
つまるところお着替えタイムです。
放送内容としてはエリイちゃんのこれまでを三つの転機を軸に振り返るというものでした。
13歳でホリプロのオーディションを受けたのが第一の転機。
13歳。私は13歳の時一体なにをして生きていたのでしょうか。不肖ノエシス、特技はご飯をもぐもぐ食べることです。よろしくお願いします。
衣吹ちゃんとeveryingを結成したことが第二の転機。この時なんかBGMがエレクトリカルパレードっぽかった気が……。
everying、今年解散(卒業)ですね。寂しいです。ライブ行きたいと思います。
最後、ソロデビューが第三の転機。エリイちゃんの活動幅が大きく広がった転機だと思います。
私がエリイちゃんを知ったのはズヴィズダーのロボ子からですが、(everyingとして)アーティスト活動をしているエリイちゃんに興味を持ち始めたのは割と遅めだったので、このソロデビューは私としても大きかったです。
放送が終わります。
着替え終わったエリイちゃんが出てきました。さて、次の曲はなんだろう?誰もがそう思ったことでしょう。
始まったのは、エリイちゃんによるクラシックバレエの披露でした。
ライブの目玉、その2が開幕となりました。
PVではすでに見ていましたが、生で見るのは当然初めてです。
このライブイベント中でまさかエリイちゃんのバレエを見られるとは思ってもいませんでした。
もう嬉しさ爆発です。歌とトークとバレエ。
もはやこれは、声優ライブであって声優ライブではありません。
山崎エリイによる山崎エリイ発表会。あまりに高貴すぎる。
更に、バレエの音楽がcakes in the boxのイントロに繋がり、そのまま歌唱へと移った時には、
その見事な身のこなしに感激しました。あまりに美しすぎる。
この曲ですが、よくよく考えるとバレエの曲っぽさがあるので(バレエ何も知りませんけど)、良く練られているなあと思います。構成を考えた人に拍手を贈りたいです。
手のひらをクルっとする振り付けも可愛かったです。(これに限らず振り付けは全て可愛かったです。)
少し長めのアウトロ演出の後、3回目のMC。MC多くて楽しかったです。
cakes in the boxはエリイちゃんリクエストにより作られた曲であることを話していました。
ゴシック風の曲、エリイちゃんにピッタリです。
ここで、今回のライブにおけるエリイちゃんのファンへの思いが聞けました。
一つは「皆の近くに行きたい」ということ、もう一つは「皆と一緒に何かしたい」ということでした。
前者についてはドーナツガールで、後者についてはこの次の曲で叶えますと語るエリイちゃん。
エリイちゃん「先日、皆さんのパソコンやスマホにある動画を送った?送りました!」
ぼく「ひょっとしてそれはギャグで言ってるのか?」
つまるところTwitterでの振り付け動画のことなんですけど、この「皆さんの端末に動画を送りました」っていうのが、
1.Twitterにてスタッフが動画をツイートしたが、「動画をツイートした」ということをどう言えばいいかわからないため「動画を送った」と言った
2.Twitterの使い方(使われ方)をよく理解していないため、ツイートが宛先のあるメール送信のように行われると思っており、「動画を送った」という文字通りの意味で言った
のうち、どちらの意図で発言したのかが怪しいという……。
ゲームのコントローラーを正しく持てず、カップ麺すらまともに作れないエリイちゃんですから、「2.」の可能性がそこそこに高いのがまた可愛らしいというか面白いというか。
個人的MCハイライトはここですね。フォロー/フォロワーの関係を説明して果たして理解してもらえるのだろうか。(失礼)(F欄のくせに上から目線やめろ)(ハゲ)
件の振り付けですが、会場でも皆で練習しました。
エリイ先生が「講座を開催します」と言うのですが、良い返事ができず、オタクさんたち、先生にガッカリされてしまいました。(可愛い)
2回めの「講座を開催します!」では、皆さん元気よく挙手して「はい!(例の絵文字)」とお返事。平和の象徴は鳩ではなく山崎エリイさんと私達なのかもしれません。
逐一動きを口で説明するエリイちゃんが天使のような可愛さでした。
以下、一部ですがどうぞお納めください。
「じーぐーざーぐー ぐるりんちょ パタパタ パタパタ パッタパタ♪」
「ちょこちょこ ちょこちょこ ちょっちょこちょ♪」
ハイ可愛い!!!!!はい!!!はい!!!はいはいはい!
オタクがダンスをマスターしたところでいよいよZi-Gu-Za-Gu Emotionsの歌唱へ。
もうね、可愛いの一言に尽きます。アルバム発売日からずっと、この曲をライブで聞きたいと思っていたので、念願叶ってとても嬉しかったです。
振り付け、最the高。久々に最the高してしまった。
サビの「ス・ク・ラ・ン・ブ・ル交差点」の動きが可愛すぎてワオワオしてました。
ロボットダンスまで組み込まれていました。しかも超上手い。前から思ってたけどエリイちゃんダンス上手いよね。
続くアリス*コンタクト、星屑のシャンデリアもジグザグの流れに乗り小気味良いコールの中、完璧なパフォーマンスを見せてくれました。
星屑のシャンデリアはリリイベでも見ましたが、Lunatic Romanceと同じ系統でクールな振り付けが素敵なんですよねえ。表情が強張るのが好き。
4回目のMC。
アリス*コンタクトの最後で、手でうさぎの耳を表現するポーズがあったのですが、これについて恥ずかしそうに言及。可愛いかよ。
他に、セトリについてもお話がありました。スタッフ含め、セトリを考えるのが大変だったそうです。
アリス*コンタクト(可愛い系)→星屑のシャンデリア(かっこいい系)でメリハリを付けたとのことでしたが、見事にハマっていたように思います。
最後の曲(便宜上)はライブタイトルにもなっている十代交響曲。
終盤のクラップ、雰囲気を壊さず綺麗に曲に収まっていました。以前公開されたメイキングをみた時に「クラップ強制は場合によっては厄介の温床になるなあ」と懸念していたのですが、杞憂でした。
歌い終わり、エリイちゃんが一旦捌けます。からのアンコール。
Tシャツをアレンジしお嬢様衣装っぽい姿でエリイちゃん再登場です。スカートにはLoveの文字。
1曲目はまさかのDreamy Princess。ラジオ「星の宮殿」のテーマソングです。なるほどね。
その後、5回目のMC。
エリイちゃん、回ることに若干躊躇いがあったのが可愛かったです。
「皆も一緒に回ってね」と言って回り出すエリイちゃん。ほとんど回らないオタクさんたち。(回ると回っているエリイちゃんが見えないため。)
「今までの信頼関係はなんだったの(笑)」と笑いながら話すエリイちゃん。ごめんよエリイちゃん。
次は皆で回るので許して……。
物販の話もありました。
「本当はフワッフワでラヴリー系が良かった」そうです。使いづらいだろうということでエレガンチック(原文ママ)なテイストになったとか。
使いづらいだろうのところでオタクが「そんなことないよ~」と叫び、これに対し「もっと早くに皆の意見を聞けばよかった」と嘆いていました(笑)。
まとめに入る際、「皆さんのことを心から愛しています」とエリイちゃんが言い放ったのですが、私にはこれがおよそ上辺だけの言葉には聞こえませんでした。
先程エリイちゃんはファンを信頼していると書きましたが、そうでなければこういった発言はありえないと思っています。中途半端な気持ちで「心から愛してる」なんて言えるものでしょうか。
私は、こんなにも素晴らしい人のファンで居られて本当に幸せです。
話している途中、感極まったのか急に泣きそうになるも、「頑張るもん」と自分に言い聞かせ堪えていました。(Twitterみてると歌いながら泣いてたっぽい?Pearl tearsの時とかも泣いてたらしい?)
そして、締めに相応しい星の数じゃたりないを歌唱。アルバムでも最後にある曲です。
歌詞が少し切ないのも、乙なものです。
ラストはエリイちゃんの不得意な三本締めで無事終わりました。エリイちゃん、クラップのスピードがオタクの1/100くらいしかなくて可愛かったです。
斯くして、エリイちゃんのファーストソロライブは無事大成功に終わったのでした。
山崎エリイさんの華々しいステージを体感できて感無量でした。
それにしても、まさか個人名義曲全部歌い切るとは思いませんでした。エリイちゃんすごい!!!!お疲れ様!!!!!!
多少長くなりましたが、レポートは以上となります。スタッフの皆様、参加された皆様、お疲れ様でした。
次はリリイベです。今から楽しみです。
山崎エリイ、優勝!!
セットリスト | 備考 | |
---|---|---|
01. | 全部キミのせいだ | イントロ[十代交響曲&全部キミのせいだストリングスMIX] |
02. | Lunatic Romance | |
03. | 空っぽのパペット | |
04. | ドーナツガール | 通路へ降りる |
05. | 雨と魔法 | |
06. | My First Love | |
07. | Pearl tears | |
Ex. | クラシックバレエ披露 | 衣装チェンジ |
08. | cakes in the box | |
09. | Zi-Gu-Za-Gu Emotions | |
10. | アリス*コンタクト | |
11. | 星屑のシャンデリア | |
12. | 十代交響曲 | |
En. | Dreamy Princess | 衣装チェンジ |
En. | 星の数じゃたりない |
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