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2012/09/26

自動調整機能

例えば食物連鎖は、どこか一部のバランスが崩れても、時間とともにそのイレギュラーは排除され元通りのシステムに戻るそうです。何らかの現象によって草食動物が増えるとその捕食動物も増えますが、捕食動物が増えすぎると食料の供給が追いつかなくなり、結局増えた捕食動物の数は減ってやがて元に戻ります

仕組みとはそうやって客観的に機能することで知らず知らずのうちに調整されバランスを保つものが多いように思われます。無論この世界の仕組み、この社会の仕組みもその例に漏れないと思います。

少しズレますが具体例を挙げます。社会は凡そ分業体制の下で成り立っていますが、これには無論個々人が携わっています。しかし、一個人の力では社会に変化を与えることはできず、客観的・俯瞰的に見た時のみ、社会の変化を捉えることができるようになります。本来人間のものであるはずの社会がから人間が締め出され、集団の行動によって認められる機能のみが重要であるかのように見えるのです。「疎外」というやつですね。そうして主観では捉えることができなくても、往々にして社会はバランスを保つのです。

であるならば、社会のごみであり生きる価値のないぼくが今こうやって生きているということはどういうことなのでしょうか。甚だ疑問ですね

ぼくは人間の屑ゆえ、何も能のない生ける屍。世界よ、早急にぼくを排除しておくれ


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