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2015/06/03

意識の違いを理解せよ


以前の記事と被ります。
響けユーフォニアムを見ていて思ったのですが、そこまでコンクールに出たいものなのですか。
彼女らはそんなにもコンクールが好きなのですか。
なぜ全員が真剣にオーディションと向き合っているのですか。

私にはこの心情が理解できない。

前提として、吹奏楽が本当に好きだった場合に、その気持ちが、
「オーディションの通過、コンクールへの出場」という気持ちに繋がる理由が理解できない。

大会に出る理由が分からない。

大会に出たいと思える気持ちが理解できない。

オーディションで落とされて泣き崩れる意味が分からない。


私は結構艦これにハマっていて、もう2年近くほぼ毎日プレイし続けています。艦これが好きだと言って良いと思います。
しかし、仮に艦これの全国大会が開催される、もしくは艦これのイベント(ゲーム内イベント)が開催されるとしても、一切興味を示さないと思います。
私は「艦隊これくしょん-艦これ-」そのものが好きなのであって、「艦隊これくしょん-艦これ-」のイベント(≠ゲーム内イベント)が好きというわけでは無いのです。

私はサンホラをおよそ8年前から聞いています。
しかし、一度もコンサートに参加したことはありません。
私は「サンホラの楽曲を聴く」ことが好きなのであって、裏を返せばそれは、「サンホラの楽曲さえ聴ければそれで十分」ということでもあります。
私にとって、ライブへ行く行かないは重要ではないのです。

ラブライバーのグッズへの執着については、本筋から外れてしまうためここでは語りません。
(アレは、『「○○が好き」な自分が好き』ってやつです。もしくは、「○○が好きならば○○のグッズをたくさん持っていないと好きの証明にならない」ってパターン。)


つまり、もし私が吹奏楽が好きだったとしても、それは「演奏」が好きなだけであり、「コンクールに出ること」が好き、に繋がることはあり得ない……。
そういうことを私は言っています。

「オーディションをパスして、コンクールに出たい」という思いを持つ彼女らは、
吹奏楽が好きなのではありません。

闘争が好きなだけです。

彼女らは、吹奏楽に価値を求めているわけではなく、競い、争い、闘うことに意味を見出したに過ぎないのです。
畢竟、響けユーフォニアムは吹奏楽を題材にする必要はないということです。
棒倒し部とか早口言葉部でも成立します。


響けユーフォニアムは、私が苦手とする人間の集団を描いています。
それゆえ、見ていてとても不快になるのでしょうね。
……。
私の向上心はあまりにも低いということが、皆様に伝われば幸いに存じます。

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