中学校の卒業式のようです。ぼくはこの日、自分の教室で火事が起こることを予知していました。
担任の先生が天井に設置されている蛍光灯に加工を施すよう生徒に指示をします。白い光を放っていたものが、赤く光るようになります。
ぼくは「あ、これが原因だな」と察知し、荷物を整理してすぐに教室から出られるように構えました。
刹那、加工された蛍光灯が発火します。ぼくはすぐに廊下へ出てそのまま屋外へ避難。他の皆は慌てふためき動くことすら出来ない様子でした。そのまま焼け死んだかどうかはわかりませんが、予知していたのはボヤ騒ぎだったのに対して現実は学校中を覆う大火事でした。
クラスメイトを助けるという意思はありませんでした。
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