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2016/02/12

高嶋ちさ子に限った話ではないのだ

私は、基本的に親は皆キチガイだ、という認識でいる。
どうして劣等な遺伝子を持つ男女が子をつくろうなどと思うのか。
何を隠そう、私の親、ひいては私の家系のことである。

百歩譲って、優れた遺伝子であれば後世に残すことで、より生きやすい世界が人々を歓迎する……かもしれない。
しかし、そうではなく、大した学も才も無く、凡にすら届かないような人間同士が、自らの遺伝子をこの世に残すとなったら、それはあまりにもおこがましい行為だ。絶対的に悪である。

毎週月曜日20時から生放送されていたウェブラジオがあった。
しかし、私は、親にちょうど20時からPCの使用を禁止されており(罰などではなく法だった)、このラジオをほとんど聞くことはなかった。
私は今も根に持っている。いつだって復讐できるのだ。

親というのは、「自分ら2人が結婚したい」という至極利己的な理由で結婚し、「自分ら2人が子どもを持ちたい」という至極利己的な理由で勝手に子をつくる。

そして、そういったワガママに、子は一生付き合わねばならない。
親は親となった瞬間に子を虐待しているのも同然である。
子は親の許可を取らねばリスキーな行動を許してもらえないが、親は自分が親となること(これはリスキーであると言わざるを得ない)について、子に許可を取る必要がない。

連鎖は絶たねばならない。

高嶋ちさ子がたとえ子育てに不向きなキチガイだとしても、彼女はヴァイオリン演奏という点で優れている。
人格は歪んでいても、私の親よりは価値のあるDNA所持者だと私は思う、というかたちでこの話の結論とさせていただく。

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