↑これ好き。アンパンマンアレンジも良いです。
-*-*-
先日、こんなことを考えていました。
現代の日本において、安楽死が公に認められたとします。
この時、労働生産性や人口のバランス等、国家として必要な力を損なわないことを前提とした「安楽死の適切な料金設定」はどのくらいになるのでしょうか?
(=この制度があっても従来どおり国が回るような料金設定を考えたいです。)
この時、労働生産性や人口のバランス等、国家として必要な力を損なわないことを前提とした「安楽死の適切な料金設定」はどのくらいになるのでしょうか?
(=この制度があっても従来どおり国が回るような料金設定を考えたいです。)
大学の卒論テーマにできそうな感じがしてきました。
色々と考慮しなければならない事項がありそうです。
・希死念慮を抱いている人、そうでない人の統計
日本人が皆「ラクに死ねるなら死にたい」と思っている場合、安楽死料金が安い(100万円程度?)なら、全員が死を望む気がします。
・労働者人口と求人倍率と失業者の関係性
労働者が死ねば労働人口は減ります。労働者は消費もするので消費人口も減ります。
一方で求人倍率が上がり、その分失業者は減るはずです。
理論上死んでもいい労働者数の閾値が存在すると思います。
労働者の死が求人倍率にどのくらい影響するのかは知りません。
失業者が就職により減るのか、この制度で死を選んだことによって減るのかもわかりません。
そもそも労働したくない人は求人倍率が上がっても就活しないかもしれませんし。
失業者が就職により減るのか、この制度で死を選んだことによって減るのかもわかりません。
そもそも労働したくない人は求人倍率が上がっても就活しないかもしれませんし。
写真はエメラルドのフロンティアの進捗と美味しいお昼ご飯です。るーろーはんってやつ味と香りが良いよね。
写真を挟むことで長文も読みやすくなるでしょ?
・消費者金融が消える?
この制度は現金一括払いでのみ利用出来ます。ただしこれだと「サラ金で借りればいいやん」となります。消費者金融使用歴のある人は安楽死できないようにするか、サラ金では賄(まかな)えない額が良さそうですね。
・全員が死を選ぶということがないよう、安楽死者を制御する仕組みがあってもいい
安楽死の料金を1000万円とし、このうちのN割が税収に、残りは生存を選んだ国民にランダムに配布など、生存を選ぶだけで得するようにしておけば「生きてればお金が増える」ことになって制度らしさが増します。
・国営?民営?医療行為?
実施者は流石に医師でしょうが、国選医師/私選医師みたいな制度が出来るのかもしれません。
ちなみに。
平均的な労働者が1人死んだときに下がる労働人口指数が1だとしても、同時に減る消費人口指数は1ではありません。
これは労働をせず純粋に消費のみする人が居るからです。
仮に労働者のみが死に続け、新たな労働者が生まれなかった(全員がニートを希望した)場合を考えてみます。
日本の15歳以下と65歳以上を全て消費のみ行う人、それ以外の人を労働者(生産と消費を行う人)とします。
15歳以下が1割、65歳以上が3割らしいので、10人中10人が消費者、10人中6人が労働者ということになります。
[図1.]労働者は同時に消費者でもあり、生産のみ行う人はいない
これは労働をせず純粋に消費のみする人が居るからです。
仮に労働者のみが死に続け、新たな労働者が生まれなかった(全員がニートを希望した)場合を考えてみます。
日本の15歳以下と65歳以上を全て消費のみ行う人、それ以外の人を労働者(生産と消費を行う人)とします。
15歳以下が1割、65歳以上が3割らしいので、10人中10人が消費者、10人中6人が労働者ということになります。
[図1.]労働者は同時に消費者でもあり、生産のみ行う人はいない
ここで労働者が1人死ぬと、総人口は10→9、労働者は6→5になります。
前者の減少割合は0.9(逆数だと1.11)なのに対して後者は0.89(逆数だと1.2)ですので、労働者人口指数のほうが大きく減少したということがわかります。
[図2.]労働者が1人死ぬたび、労働者減少指数はどんどん大きくなるが人口減少指数の上昇は緩やか
文系大学生の皆さん、これ卒論テーマにしていいですよ。もし書いたらぜひ見せてください。
終わり。
0 件のコメント:
コメントを投稿