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2022/01/03

ハゲ、お前に話したいことが山ほどあるんだ聞いてくれるか

バッドイヤー!脈無やはりこと私です。
相変わらず脈は無いですがあけおめLとかはちゃんとしました。
2022年の目標は無しです。なぜならしたいこと等が何も無いためです。あとは死んでいくだけってワケ。

このエントリーは草案自体は大昔からあったものの、文章化せずにいたものです。
何を隠そう、ハゲの話です。(いやハゲを隠せよ)


これが私が考えるハゲ対策のTier表です。上に行くほど効果があり、最低TierであるCは効果が"無い"ものです。
デメリットも多少加味していますが、ハゲが「ハゲている」以外で悩むこと等もはや無いため、特筆はしていません。悪しからず。

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先に結論です。ゴミ動画やゴミ記事と同じになりたくないので先に最も重要なことを書きます。
無毛部分に自毛植毛、その後はフィナステリドミノキシジルの内服、これが最適解です。


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S+ 自殺
最も効果のある対策です。この世の苦しみから逃れる唯一の手段であり、ハゲ対策としても極めて有効であると言えます。
ただしある種の禁忌ともいえる手段なので別枠でS+としています。決行の際は注意してください。


S ミノキシジル(内服)
ハゲを治したければこれを飲むしかありません。ミノキシジルタブレット、通称ミノタブ。
ポケモンにおけるきあいのタスキ、遊戯王における増殖するG、鉄道における山手線です。
必須であると強く感じたためSランクとしました。
これは寿命を削って髪を生やす薬です。デスノートの死神の目みたいなもんですね。真面目な話循環器への副作用があります。
もともとは降圧剤として用いられていました。降圧剤とは、血管を拡げることによって血圧を下げる薬です。
細くなり血行が死んでいる血管に血を送り込めるようになるため、そのまま発毛に繋がります。
当然頭皮以外にも作用します。まつ毛も伸びるのがけっこう良い。
ちなみにミノキシジルの内服を認可している国は地球上にはありません。つまり薬ですらないってワケ。シンジ、リスクを取れ。
(内服)と書いているのは、表にもある通り外用薬も存在するためです。


S 諦める(坊主、放置)
同年代の知り合い数名がおそらくこの対策をしていました。
外を歩くと多くのハゲを見かけるため、その採用数の多さからSにしました。最近は男性だけでなく女性もハゲに悩まされているとか。シースルーバングが流行っている真の理由は女性のハゲだと思っています。だってどう考えても前髪重めの姫カットの方が可愛いし……。
髪が薄くなって重い前髪が作れなくなったから、逃げでシースルーバングにしたりデコ出ししてるだけにしか見えないんですよね。
まあ弱者男性の戯言はさておき、人生は髪ではなく体験の豊かさによって決まるため、ハゲが人生にとってマイナスでないと判断する人は少なからず居るということでしょう。
ちなみに私は抗い続けます。現代の醜悪なルッキズムには押しつぶされたくない。まあ醜悪なのは私の容姿なのですが……。


A フィナステリド
プロペシアという薬名で売られていたものの、特許が切れ現在はジェネリック医薬品が多く出ているため、有効成分で記載しています。
東京であれば電車広告で「AGAクリニック」等の文字列を見たことがあるかもしれませんが、このAGA(ハゲのことをかっこよく言ってるだけです)に対する薬です。具体的にはハゲの進行を遅らせます。進行を遅らせるだけでなく、発毛促進もするとデータが言っているようですがこれは嘘だと思っています。乾がデータを捨てたように、ハゲたらデータは捨てましょう。(じゃあ何を信じたらいいんだよ)(このブログを信じてほしい)


A デュタステリド
ザガーロという薬名で売られていたものの、以下略。
効果はほとんどフィナステリドと同じです。


A 自毛植毛
植毛についての予備知識がない人が多いと思いますが、単に植毛と書いた時、それは自毛植毛を指していることがほとんどです。(人口毛を植毛するのは既に時代遅れであり、これを行うクリニックはもはや無いでしょう。)
自毛植毛とは自分自身の頭髪を細胞ごと切り出し(ドナー採取)、これを別の場所に移植するいわば皮膚移植のようなものです。一度施術すれば基本的には半永久的に髪がちゃんと生え続けます。
最強のハゲ対策手段に思えるのですが、無毛箇所を完全にカバー出来るほど密度を大きく出来ないことや、移植出来る総株数にそもそも限界があること等の課題があります。
そして、植毛後のボリュームピークを維持するためには、やはりミノキシジル内服が必須であると感じたこともSランクにしていない理由です。
ボリュームが 時間経過で ちょっと減る;; (懇親の迎春川柳)
畢竟、「植毛したからこれでもうハゲとはおさらば」とは言い切れないのです。実際に植毛を体験しているからこそこの評価としました。


B ミノキシジル(外用)
S評価の内服とは異なります。成分は同じですが、外用では効き目が弱いということです。
また、外用液の特性上頭皮や髪がベタつき、使用後は洗い流し厳禁のため不快感が伴う点が良くありません。
私は内服をする前はこれを使っていたのですが、あまりの使用感の悪さに1年でギブアップしました。1年続けて生えたかというとうーん……。
ちなみにハゲとは無縁の人に説明すると、日本ではCMでもおなじみの「リアップ」という名前で売られているものがまさにこれです。
幼少期、TVでリアップのCMを見るたび「胡散臭いなあ」と思っていましたが、この認識は誤りです。
リアップ(やその他ジェネリック)はすべて第一類医薬品であり、発毛が認められるということで国の認可を得ているものですから、決して胡散臭くありません。ただし、リアップでハゲが治るというわけでもない(生えはするが結局ハゲの進行が勝る)ため結局「胡散臭い」のかもしれません。
大正製薬が頑張って作った発毛剤ですが、やはりハゲは凶悪でした。


B ヘアタトゥー
「髪を生やす」わけではないのでBランクとしています。
そもそもヘアタトゥーとは何かというと、マジックでハゲを黒塗りするみたいな発想で頭皮にタトゥーを入れるというものです。
当然無毛部分にタトゥーをいれたところで髪のボリュームは無ですから、この選択肢を選ぶ人の多くは坊主を強いられることでしょう。つむじだけハゲてる人は有効かもしれません。


B カツラ
こちらも「髪を生やす」わけではないのでBランクとしてます。ヘアシート(部分カツラみたいなやつ)もここに含んでいます。
一生カツラでやり過ごすという強い覚悟があればこの選択肢も悪くはないのかなあと思いつつ、ハゲとの戦闘に負けているように見えるので評価は薬系に比べて低いです。
ハゲよ、みっともなく最後まで抗ってみせろ。
バンドやってる知り合いがライブする時だけカツラかぶってるみたいでした。つれえわ。


C 亜鉛サプリ、ノコギリヤシサプリ、医薬部外品
便宜上Cランクとしていますが実際にはランク外です。
ハゲ対策にはなりません。これらを信じて使っている人、馬鹿に見えるぞ。
医薬部外品は数が多すぎるのこのように書いていますが、育毛シャンプーとかそういう系全般です。資生堂とかも作ってますがすべて無意味です。
頭皮や髪、健康には良いでしょうが、発毛は絶対にしません。


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ここからは筆者の対策遍歴です。本邦初公開。

・2015秋~2017 フィナステリド
「ヤバいと思ったが(ハゲの進行を)抑えきれなかった」
「あれ、ハゲてね?」
焦った当時の私は、医学的に効果のあるフィナステリド錠を飲むことを決意。
当時は「とりあえずこれ飲んでおけば治るんでしょ」と思ってウキウキで飲んでいましたが、後述の通りこれだけじゃあまり意味がないです。

・2018~2019 デュタステリド
「なあ、おい、増えないんだが?」
ヤバい薬を飲んでいるのに改善しない(実際には進行の抑制は出来ていると思われるため、効いているのだが、増えるまでに至らない)ので、もっとヤバい薬を飲もうと思いこちらに切り替えました。フィナと違ってサイズがデカイので飲みづらかったです。
効果はというとぶっちゃけ違いを感じられませんでした。
ちなみにフィナステリドもデュタステリドもそれなりに危険な薬です。でもハゲの方がもっと危険なんだよね。

・2019某月 自毛植毛
はいこれビッグニュースね。このブログの読者限定の情報です。ここまで読む人おらん。
どうしてもハゲの呪いを解きたかった私は、2019年のある日手術を受けました。
お世話になった医院は紀尾井町クリニックというところです。家から近かったため。あと5chのハゲ板で書かれていた紀尾井町クリニックの評判がそこまで悪くなかったため。(2ch生まれ2ch育ちの嫌儲卿)
カウンセリング時、「こうしたほうがいい」という医者目線の助言があったので悪徳ではないと思われます。その他全体的に不安になる要素もありませんでした。なんか美味しいご飯が出てくるのも良かったです。

手術内容ですが、株数で1000株程度、価格にして80万弱だったと思います。(FUTです。マニアックなので説明は割愛します。本来は1000株だと100万くらいになるんですが、見積り時の採取予定株数よりも実際株数が随分多くなりまして、好意によりこの価格に。)
1000株がどのくらいの量か想像つかないと思いますが、大した量ではないです。M字を埋めるのにだいたい1000~2000株必要くらいの感覚だと思います。
植毛体験記は需要があるなら別で書こうかしら。(需要なんてない)(おハゲ)


↑関連書類内に領収証がありました。

もし植毛を検討している人がいたら今すぐ予約すべきだと思います。
ただしコロナ特需のためすぐに予約が取れるかは不明です。
2019年当時でもそそこそ予約で埋まっていたと思います。予約申し込み→カウンセリングまでに1週間、カウンセリングから手術まで1ヶ月空いた気がします。
これが2021年秋頃に2回目をやろうかなと思って予約申し込みした時は、カウンセリング可能日が予約申し込み日の3週間先くらいでした。おそらく手術可能日は数ヶ月先とかになっていると思います。
待ちが長いからではなくミノタブ服用で予想以上に回復したので結局2回目は受けなかったのですが、これからやろうとしてる人は要注意です。
コロナ特需で予約が取りづらい理由は、手術後のダウンタイムのせいです。
見た目もそうですがそれ以上に洗髪とドライヤー使用に大きな制約があるため、ヘアセットが実質不可能になるんです。平日家に居られるとなると、この期間を誰にも見られず過ごせるということで予約が殺到しているものと思われます。

2020~2021春 フィナステリド ミノキシジル(外用)
「出来ることは全部やらないと後悔する気がする」と思い外用タイプのミノキシジルを使い始めます。また、フィナとデュタの差を感じなかったので安いフィナに戻しました。
塗りミノキは使いづらく効果も微妙だったので無駄金だったと思います。

2021秋~現在 フィナステリド ミノキシジル(内服)

↑場所取らないのでボトルで買えるやつにしてます。
上記を経て現在。毎朝各一錠飲むだけなのでラクです。
毛量は2015年時より絶対に多いです。俺は、ハゲを超える。

以上。ハゲに関することなら何でも答えます。

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