先日祖母が亡くなり、初めて親族の葬儀に参列しました。
正直悲しいという感情はそんなに湧かず(感情がない、髪は眺め)、通夜でも火葬場立ち会いでも涙が流れることは全くありませんでした。
ところが最後の葬儀(いわゆるお葬式の場ですね)で、私の父が母を思う言葉を述べながら涙しているのを見て、自分の感情とは無関係に涙と嗚咽が止まらなくなり、まずいと思って思わずその場を退席しました。まずいと思った時にはもう遅く、叫び声を上げながらですが。
人生で初めて「感極まって」という言葉を体験するに至りました。
祖母が死んだことが結局のところ悲しかったのは間違いないですが、それ以上に自分の父が悲しんでいることが悲しかったのだと思います。
どれだけ老いても母は母で子は子なんだなって。両親を悲しませちゃダメなんだなって。
一方で、私をこの状態に至らしめた父の言葉を聞いた時、「自分が喪主になった暁には、ひとつ洒落たコメントをしてやろう」とも思いました。
そしてまた、自分が死んだ時にはあの人に喪主になってもらいたいだとか、逆にその人が死んだら自分が最高の喪主になってやろうだとか、そんなくだらないことを考えたりもしました。
祖母よ、どうか安らかに。
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2024/1/20(土)の大阪の天気は雨が降りそうな曇りで、夕方くらいから雨予報でした。
実際17時過ぎ頃、「雨粒が肌に当たるのを感じる」程度の雨量ではあったもののポツポツ降ることがありました。
隣を歩いているその人は傘を持たずに来たため、図らずも相合傘が実現しました。
聡明な皆様であれば、筆者が伝えたいことはもうおわかりかもしれません。
実は相合傘って金で買えない事象です。激レア。
大麻:金で買える
大麻:金で買える
セックス:金で買える
相合傘:(・`_果たして俺を買えるかな?´・)
ね?買えないでしょ。
買えないんです。
買えないんです。
まず恋人同士での相合傘にはさほど意味がないんです。だってセックスしてるような仲なんだから。
そういう状態でない男女の相合傘にこそ価値が宿ります。
しかも今回の場合、雨量がごくわずかだったので傘を差す行為の向こう側にある、「濡れる」「湿気で色々終わる」というストレスも実質ゼロ。
相合傘の良いところだけを獲得する形になりました。
恋人未満の男女の相合傘は買えないんですよ。
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