手札の死者蘇生を捨てて(-1)サンダーブレイクを発動し(-1)、相手フィールドの竜の渓谷を破壊する(+1)。
=-1
サイクロンを発動し(-1)、相手フィールドの竜の渓谷を破壊する(+1)。
=+0
闇の誘惑を発動し(-1)、2枚ドローした(+2)後、手札の終末の騎士をゲームから除外する(-1)。
=+0
調律を発動し(-1)、デッキから手札にクイック・シンクロンを加えた(+1)。
その後、効果でデッキの一番上のカードを墓地へ送った。
その時墓地へ送られたカードがシャドール・ビーストだったので、1枚ドローした(+1)。
=+1
深海のディーヴァを召喚し(+0)、デッキから海皇子ネプトアビスを特殊召喚した(+1)。
さらにデッキから海皇の龍騎隊を墓地へ送り、ネプトアビスの効果を発動、デッキから海皇の狙撃兵を手札に加えた(+1)。
次いで海皇の龍騎隊の効果により、デッキから水精鱗メガロアビスを手札に加えた(+1)。
=+3
身を拘束され(-1)、時間を奪われ(-1)、体力を消耗し(-1)、労働力を売る(-1)ことで、賃金を得る(+1)。
=-3
ある上司が、ある社員に向けて毒矢を放つのである。
「今のプロジェクトの納期がギリギリだから、悪いんだけど今週の土曜日も出勤してくれない?」
クローズドクエスチョンとは、「はい」か「いいえ」でのみ答えることの出来る質問のことである。
「あなたは林檎が好きですか?」はクローズドクエスチョンであり、「あなたの好きな食べ物は何ですか?」はオープンクエスチョンである(ちなみに私は後者の質問を受けると答えに詰まる)。
クローズドクエスチョンには当然、選択肢が2つ存在している。はいかいいえの2つである。
逆にこれ以外の返答をするとアスペを疑われる。
ところが、あろうことか選択肢の存在しないクローズドクエスチョンが存在するのだ。
質問を投げかけた時点で答えは1つに絞られ、そちらを回答するような強制力が働く。
悪魔のような人間は、しばしばこういった問いを投げるのである。実に悪意に満ちた質問だ。
そして、この選択の余地の無いクローズドクエスチョンの本質は、「回答者が一方的に損をするどころか、回答者を悪者にする」という部分にある。
大抵の場合、力関係の強い者が弱い者に対して問いかけを行う。
「出勤してくれない?」とは、「出勤が可能ですか?」というイエスかノーで答えられるクローズドクエスチョンである。
無論、答えるパターンは2つ。イエスかノーか。そう、2つあるはずなのだ。
ほんとうに2つもあるのだろうか。
これは、回答者に選択の余地を与えているように見せかけているが、実際にはイエスとしか答えられない内容なのである。
納期がギリギリ(逼迫した状況の説明による免罪符)、悪いんだけど(謝罪)といったコトバを盾に、相手を押し潰すのだ。
もしノーとでも言ってみろ。彼は仕事のやる気がないと評価されるだけでなく、困っている相手に手を差し伸べない薄情者という烙印が無条件に押されることになる。
しかもこれは会社組織内である。もしかしたら解雇に響くかもしれない。
この状況で、彼はノーと言うのだろうか。言えるのだろうか。
また、事実上の強制であるにもかかわらず、形式上は回答者が選択権を行使したうえでのイエスの選択に見えるため、その選択に回答者の意思が十分に含まれていると判断されてしまう。
これにより質問者の良心の呵責は薄まり、「悪いことをした」という意識はせいぜい「多少申し訳なかったかもしれない」というレベルにまでやわらぐ。
質問者は一体どういう気持ちで、この問答を終えるのだろう。ほっと胸をなでおろしているならもはやヒトではない。鬼すら殺しそうである。
ノーと言った。質問者は回答者を悪者と認識するだろう。
今後の人間関係にヒビが入る。両者不穏である。
イエスと言った。回答者は質問者を怨むだろう。
今後の人間関係の行方は、この回答者のココロの余裕次第だろうか。
回答者は損をし、質問者だけが得をする。
質問者はこれらを十分に理解しているはずだ。理解したうえでこのような問答が行われるから質(たち)が悪い。
気を付けなければならない。
強制力の働く、初めから選択肢の存在しない、悪意の塊であるクローズドクエスチョンは、絶対にしてはならない。
私は抗う。世界から拒絶され、世界を否定する。
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