松屋日記

春アニメいい具合に消化出来ています。エロマンガ先生可愛かったです。画像はアリスと蔵六のアリスちゃん紗名ちゃんです。(挨拶)

皆さんは『松屋』という牛肉料理専門料亭をご存知でしょうか。
牛丼(松屋では牛めしという名前で提供される)を初め、様々な牛肉料理を食べる事ができるほか、カレーや一般的な定食(おそらく庶民でも入りやすくするためのラインナップ)も取り揃えています。

さて、この松屋にはカウンター席とテーブル席があるのですが、店員は注文を受けた後、カウンターやテーブル裏側の磁石を使って客と注文を対応付けしています。こうすることで、配膳ミスを避けているのですね。

当然、テーブル席はもちろんのこと、カウンター席からもその様子を見ることが出来ますから、松屋利用者の中でこれを知らない人はほとんど居ないはずです。もっとも、知能レベルに問題がある人の場合は別ですが。

そう、松屋利用者の中には稀に、知能レベルが明らかに低い人が居るのです。彼らは店員のことなど一切考えず、勝手に席移動をします。(大抵の場合カウンターからテーブル、もしくはカウンターからカウンターの端へ移動する。)

私はこういった人を目撃する度に心底呆れます。なるほど、世の中には気配りのできない人もいるのだなあと一人勝手に苦痛を覚えながらも当人に哀れみの目を向けます。
そして、店員の苦労を心の中で労います。

ところが先日、私のこの得も言われぬ苦痛を和らげるような場面に出くわしました。
席移動する前に店員を呼び止め、席を移動してもよいか尋ねたのです。
私は感動しました。なるほど、世の中にはきちんと周りが見えている人もいるのだなあと一人勝手に嬉しくなりながら、箸を動かしていました。

そして今日、となりの初老の男性がどんぶりにご飯粒をこれでもかと残したまま席を立ったのを見て、心底呆れたのでした。