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2020/01/22

至高の嗜好 -ROLEX 116500LN COSMOGRAPH DAYTONA-

私が時計を好きになったのは多分社会人になってからで、それまではそこまで興味もなかったように思います。
好きになった理由は話すと長く……はならない気もしますが、書くのが面倒なのでここでは割愛します。
どこかで皆さんにお会いできた際にそういう話題になったら、あるいは。

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タイトルの通りです。
デイトナを購入しました。(正式名称はオイスターパーペチュアル コスモグラフデイトナ)
ROLEX社のフラッグシップ機であり、2016年にリリースされて以来いわゆる「現行デイトナ」として世界的に人気を集めているモデルです。
116500LNはリファレンスナンバー(型番)です。LNはLunette Noirの略で黒ベゼルの意。
(以降このエントリーではデイトナのことを116500LNと書きます。)


116500LNにはカラーバリエーションが存在します。わかりやすく黒と白の2色。
黒ベゼルとのコントラストが美しい後者のほうが人気ですが、個人的には黒の方が好みだったためこちらを選択。
数年前は俄然白!というマインドだったのですが、じっくり吟味しているうちに気持ちは黒へ傾きました。
(実物を見ると黒の方がより高級感があるように見えたんですよね……。)

https://www.rasin.co.jp/blog/rolex/daytona/116520_116500ln/
116500LNの一世代前のモデルである116520との比較も軽く載せておきます。
左から116500LNの黒白、116520の黒白です。ベゼル以外はほぼ同じです。
他にもデイトナはSS製以外にゴールドやプラチナ素材のモデルも多数存在していますがここでは割愛します。
……皆さんはどれが好みです?

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ひたすらに良いです。100点。

セラミック製ベゼルの光沢がとてつもなく綺麗で感動。
まる黒曜石のような、もしくはガラスのような、あるいは金属のような、そんな硬質な光沢感があります。
ところでセラミックって狭義では「陶磁器」を指すらしいですね。(気になって調べた)(プラスチックの仲間だと思っていました)(つまり割れるのでしょうね)


ヨットマスター(116622)、デイトナ(116500LN)、ミルガウス(116400)

手持ちのロレを並べてみました。光の関係でヨットマスターがほぼシルバー一色なのが面白いわね。
こうして比べてみると、ミルガウスの厚みがよく分かるのではないかと思います。
また、3本ともカタログ上ではケースサイズ40mmと記載されているのですが、これは実は嘘でして、デイトナのみ実寸38mmです。(これはマジ)(言われると確かにデイトナ小さく見えるでしょ?実際小さいのよ)
そのため私の細い腕にも非常にしっくり来ます。女性でも似合うサイズだと思います。


ちなみに会社には付けていきません。ヨット同様専ら休日用です。

とてもかっこいいです。小さな文字盤の中に全てがぎゅっと詰まっていて、とにかく緻密さを感じさせるデザインだと思います。
外周の目盛りの細かさ、印字の細かさ、情報量のバランスが完璧過ぎてずっと眺めていたくなります。(めっちゃ早口で言ってそう)
実物の高級感、写真じゃ伝えきれないので今度うちに見に来て。

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ここからはおまけ。
印象の良さそうな(一般ウケしそうな)クロノグラフ4本でアンケートを取ったところ……。


母数が少ないのはともかく、ドレス系のモデルに人気が集まりました。
パッと見の印象だとポルトギーゼのようなザ・オシャレウォッチがオシャレに見えるのかな。
まあ実際オシャレなんですけど。
そしてデイトナやスピマスは時計好きな人しかかっこいいと感じない説があるねこれは。
(筆者はデイトナ>ポルトギーゼ>ヒストリーク>スピマスの順です。)

ちなみに。
・ポルトギーゼ
爽やかなカラーリングとポップなインデックスが人気の秘訣か。
黒文字盤等もあるが間違いなく白青が人気だろうと思い画像はそれを選んだ。
意外にも41mmとやや大きめ、デイトナと比べるとかなり大きく見えるはず。
投票では1位だが実はこの中では一番安価。(といっても70万くらいします……。)

・デイトナ
需要過多&定価で買うと錬金術が出来る時計のためプレ値で取引されるキングオブクロノグラフ。
名前の由来はレースサーキットがあるデイトナビーチ(アメリカ、フロリダ州)から。
普通にデイトナが1位か2位予想だったので意外だった。
写真が悪かったかもしれない(そんなことはない)。
でも仮に私が時計オタクじゃなかったらデイトナは選んでないと思うね。

・スピードマスター
NASA公認クロノグラフ。度々デイトナと比較される。
この画像のモデル以外にも様々なバリエーションがが存在する。
安いものだと20万くらいから手に入る。
これは2020年新作の復刻モデルでマニアからは絶賛の嵐。
ただしムーブメントに18金を使っている関係か150万もする(デイトナの定価は130万)。

・ヒストリーク
しれっと混ぜたヴァシュロンコンスタンタンは世界三大時計ブランドの一角。
私もあまり詳しくないのですが、このモデルは2019年新作で現時点ではあまり数が出回っていない様子。
雲上ブランドだけあって定価400万超えのバケモンですが、ホワイトゴールドでもプラチナでもなくステンレス製。確実にぼったくり。まあブランド代なんでしょうね……。
ロービートで防水性も弱く、時計の機能としては他の3本に劣ります。

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総額はさておき、ポートフィノが青く見えるのがなんか良いですね。

ノンデイト3針~デイデイトクロノまでバランス良く集まりましたね。
それぞれ個性があってどれもお気に入りです。
まあでもしばらくはデイトナに夢中だと思います。

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新品の時点で電源ボタンの接触がイマイチでした……。

100円ショップでたまに見かけるこれ。
ブラックライト部分が夜光を撮影するのに便利でして。
文字盤に向けて数秒照射するだけで日中でも綺麗に光ってくれます。
116500LNはクロマライト夜光なので青色発光です。


青紫っぽく撮影されているものもあったりするのですが、どうやって撮っているのか……。

ヨットもデザインはダイバーズウォッチなのでより夜光が見やすいですね。
ミルガウスは針のみ緑に光ります。(製造年代によって配色が異なります。)
オレンジのインデックスが青に光るの良いよね……。

以上です。
もう時計は買わない気がします。
というか欲しい物なくなりましたね。

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