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2013/03/06

曲解とは

Revive

絶望が波になっても その波が君を襲っても
僕は護る術を知らなかった

「頑張れ」なんて 軽々しい事は 言えない
「頑張ろう」なんて 軽々しい事は 言わない
けれど
瓦礫の下であっても
美しい花は咲くと知ってる

嗚呼 だから僕等は 祈りの 種子を蒔こう
どんなに離れていても
愛しくて 誇らしい ひとつの故郷がある
想いは詩で繋がる

Revive → Revive → Revive → 声を上げて
Revive → Revive → Revive → 苦しくとも

Revive → Revive → Revive → 拳上げて
Revive → Revive → Revive → 今戦う

Revive → Revive → Revive → 遠き戦友よ
Revive → Revive → Revive → 其処で会おう

→ 揺るぎない未来
歌詞の解釈をひとつ例に取って、特定の人間の心情を考察するときっと賢くなれます。Revive 歌詞


信者の解釈
・タイトルが”Revive”→直接的な表現で伝えたいことを的確に表していて良い。
・絶望が波になっても……襲っても→直接的な表現は不謹慎かもしれないが強い熱意ゆえの歌詞なのでやむを得ない。
・「頑張れ」なんて軽々しいことは……→軽い気持ちで復興支援を謳うような口先だけの行為はすべきではない。被災者は十分頑張っているもしくはそんな気力はもはや残っていない。
・瓦礫の……咲くと知ってる→サンホラらしい詩的な表現。
・だから僕等は……繋がる→同上。ひとつの故郷という歌詞が一体感を感じさせている。
・遠き戦友よ……其処で会おう→「戦友」という表現は僕等も君たちの味方であり仲間だという意味である。また此処ではなく「其処」という表現が僕等が今そちらに向かうから待っていろというとても思いやりのある表現になっている。
・揺るぎない未来→被災地が復興することは目に見えている。揺るがない未来だという強い断定をし元気付けている。またユルギナイ、ミライ、リバイブと韻を踏んでいて音楽であることを忘れさせない。

総じて、素晴らしい楽曲である。

アンチの解釈
・タイトルが”Revive”→蘇る、生き返るという意味のReviveを用いるということはすなわち被災地が一度死に、壊滅したということをはっきりと認めることになる。被災者に失礼。
・絶望が波になっても……襲っても→直接的な表現で極めて不謹慎。かの有名なTSUNAMIが放送できなくなったことを知らないのか。
・「頑張れ」なんて軽々しいことは……→軽い気持ちで復興支援を謳うような口先だけの行為はすべきではない。被災者は十分頑張っているもしくはそんな気力はもはや残っていない。これは確かに事実である。しかし日本のこの時のスローガンが「がんばろうニッポン」であり、これを批判するとはどういうつもりなのか。
・瓦礫の……咲くと知ってる→サンホラらしい厨二臭い表現。
・だから僕等は……繋がる→同上。で、祈るだけっすか。儲かってるのに祈るだけか。
・遠き戦友よ……其処で会おう→良いメロディだなあ(小学生並みの感想)
・揺るぎない未来→韻の踏み方が上手い(小並感)

ただ曲作って「わーサンホラが被災地のために歌作ってるー」って言われたいだけにしか見えない。サンホラの曲はクソ。百歩譲っても第一期まで(第一期が何処までを指すのかよく知らないまま)

いずれにしても自分の信念と重なるように物事を解釈してしまうのは人の性なのでしょう。歌詞の解釈なのでそもそも正解不正解を唱えることはできませんが、どちらも間違っているとは言い切れないわけです。

ぼくはどちらかというと信者サイドの人間ですが、きっと信者は一生アンチの意見を聞き入れることはないでしょうし、逆もまた然りだと思います。

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