要領よく

ぼくは生きるのが下手です。生活している上で、自分の得になるようなことを探すのが下手です。周りはその器量と器用さでいろいろなものを勝ち取っているのにぼくはそれができませんでした。自分の能力の無さを感じます。あの時ちゃんと意思表示をしていれば……あの時率先して動いていれば……もうダメですね。

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夢を見ました。件の好きな子も出て来ましたが今回はその話ではありません。ヒーロー委員会という委員会があります。1クラスから男女1名ずつが選ばれます。大体は可愛い子とカッコいい子が選ばれるのですが、何故か僕がヒーロー委員会になってしまうのです。ヒーロー委員会はみんなの前に立って何かをすることが多く、ぼくはヒーロー委員として人前に顔を晒すのが嫌になり、すぐに役を降りてしまったのです。パートナーの女の子には特に理由を話しませんでした。

そこで目が覚めました。この夢は今回が初めてではなく、過去にも同じものを見ていて、同じように辞めてしまうのです。ここで僕は思いました。「彼(ぼく)がヒーロー委員会を辞めてしまった原因は私にあるのではないか？」と思いを巡らせた女の子の心を傷つけてしまったのではないか、と。急にパートナーが辞めたら誰だって「原因は自分ではないか？」と考えてしまうと思います。ぼくはそんなこと思いもせず、何も言わないまま委員会を辞めたのです。彼女はとても可愛い子で明るくて面白い子でした。こんなぼくにも愛想よく振舞ったり笑い合ったりしてくれる天使のような子です。その子を図らずも傷つけたかもしれないわけです。今度またこの夢を見た時にはちゃんと辞める理由を話す、もしくは辞めずに仕事を続けたいです。Aさんごめんなさい。

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卒検(2回目)受かりました。わーい。今後2度と車を運転することもないでしょう。