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2015/04/23

嘘を吐いているのは誰だ


改二が来そうな子はとりあえず70まで育ててます。
しかし如月改二可愛いですね(必死にレベルを上げながら)。

Revoはいい加減Romanの模範解答集を出すべき(挨拶)。
……。
Nein「涙では消せない焔」にて【ミシェル】に関する新しい情報が我々に与えられました。
今回はメモ書き程度に考察でも。
その前に、Romanの永遠の謎である【嘘を吐いているのは誰だ】について私見を述べておきます。
※※※
曲名は「」(一部例外アリ)、キーワード等は【】、事実は『』
で囲みます。
※※※
私は、
・嘘を吐いているのは【オルタンシア】もしくは【オルタンシアとヴィオレットの両方】
(【オルタンシア】は紫陽花の姫君(青ドレスの人形)です。
この人形に嘘を吐かせたという見方をすれば、全ての元凶は【ミシェル】にあることに。)

・嘘の内容は【11文字の伝言】
人形がイヴェールに【折り合わせ死になさいな】という誤ったメッセージを故意に伝えたという意味。
本当は、
【幸せに御成りなさい】をイヴェールに伝え、この世界に生まれてくるに至る物語はちゃんと存在する
ことを知らせるはずだった。でも、そんなものはないと嘘を吐いた。
また、「true message」という曲の存在から、【trueではないmessage】の存在に気付かされる。
この【trueではないmessage=false massage=嘘の伝言】こそが、11文字の伝言。
……。
ちなみに、「黄昏の賢者」に登場する【賢者】(=サヴァン=クリストフ)が嘘を吐いているという考えはありえないです。
彼は曲中、子を生むかどうかを悩んでいる女性に対して、たいへんポジティブな助言をしていますし、本心から「幸せに御成りなさい」と伝えるつもりだったと思います。
しかし、黄昏の賢者の暗号を解くと【折り合わせ死になさいな】となるのは、そうなるように【オルタンシアが改竄した】からです。
ちなみに、ヴィオレットじゃなくてオルタンシアなのは、黄昏の賢者の最後で「其処にRomanは在るのかしら?」と言っているのがオルタンシアだからです。

先に嘘の内容は【11文字の伝言】と述べましたが、より詳しく書くと、
「黄昏の賢者が伝えようとした【幸せに御成りなさい】を、オルタンシアが【折り合わせ死になさいな】と改竄した。その結果、「11文字の伝言」も【折り合わせ死になさいな】(=嘘の伝言)に変わってしまった。
となるわけです。

なにより彼は賢者ですから、意地悪をしようなんて思わないですよ。
同様に「焔」~「歓びと哀しみの葡萄酒」に登場する各人物も嘘を吐くとは思えません。
彼らはNeinでも言われていた通り、必死に生きているのです。
例えば、「呪われし宝石」に登場する【ノエル】が怪しいのであれば、同様に他の曲に登場する人物だって全員怪しくても不思議ではありません。これらの曲と人物は平等な扱いをすべきです。

・嘘を吐いた理由は人形達が【ミシェル】の手先だから
【折り合わせ死になさいな】と「檻の中の花」【13人の少年達……『Michele』の遺体に折り重なっていた】が結びつく。
ミシェルは何らかの理由で13人の少年を贄にしたうえで自分も死ぬ必要があった。
それを実現するために【Romanに登場する(13人の)イヴェール】に虚偽のメッセージを伝えた。

以上のような内容だと考えています。
嘘を見抜ければ(=「truemessage」に辿り着ければ)、Romanはハッピーエンドになります。
嘘を見抜けなければ(=「屋根裏物語-yaneuraroman-」に辿り着くと)、Romanはバッドエンドになります。
ミシェルの思惑通りになってしまうというわけです。

さて、話をNeinの方へ。
サンホラにおいて異質な存在である【ミシェル】が、女性に貸した【2体の人形】
この【2体の人形=ヴィオレットオルタンシアミシェルの手先であることは、Romanの隠し曲である「屋根裏物語-yaneuraroman-」の台詞等からも伺えました。

注目すべきはミシェルが「涙では消せない焔」にて人形の説明をする台詞です。
再びRomanに戻りますが、「朝と夜の物語」には、
右手を 左手を』(台詞)
右手には薫の姫君 左手には紫陽花の姫君(歌詞)
とあります。
またジャケットイラストを見る限り、
『イヴェールの右手紫色のドレスを着た薫の姫君(ヴィオレット)左手青色のドレスを着た紫陽花の姫君(オルタンシア)
が並んでいます。

まとめると、
『右手=死=紫色=薫の姫君=ヴィオレット=CV:能登麻美子』
『左手=生=青色=紫陽花の姫君=オルタンシア=CV:田村ゆかり』
ということになります。
ヴィオレットは奇数曲で「其処にRomanは在るのかしら」、オルタンシアは偶数曲で「其処にRomanは在るのかしら」と言います。
ちなみに、「陽花」には「紫(むらさき)」って漢字が使われてますが、Roman内では「青(あお)」い花という扱いですのでご注意を。

しかし、件の曲中で、ミシェルはこれとは逆の説明をします。ここが問題。
《右腕には薫の姫君》 廻り来るに』(歌詞)
《左腕には紫陽花の姫君》 廻り往くを』(歌詞)

……。
加えて我々を混乱させるかのように、
『あら、逆だったかしら? まあ、いいわ。貴女の解釈に委ねるわね。』
と言っています。
そう。Romanの時と比べると、生と死が逆なのです。

ミシェルは、【どちらの人形がを司り、どちらの人形がを司っているのか】
知っているが、Romanでは故意に逆にして(我々に)知らせた】
可能性があります。
Romanで右手=死=薫の姫君(CV:能登麻美子)』の声がにPANを割り振られ、
左手=生=紫陽花の姫君(CV:田村ゆかり)』の声がにPANを割り振られていたことも関係があるかもしれません。
ミシェルの説明に合うように抜き出すとは作れますが……。
ネジレを直そうと、PAN振りを正しくしたとしても、
『右手=死=薫の姫君(CV:能登麻美子)』の声が『右』
『左手=生=紫陽花の姫君(CV:田村ゆかり)』の声が『左』
となるだけです。

結果的にミシェルの説明である、
『右腕=薫の姫君=生』
『左腕=紫陽花の姫君=死』
とは合致しません。
どこが間違いなのかをミシェル本人に聞かない限り、ネジレを直すことは難しそうです。

いずれにせよ、ミシェルは、
『右腕=生=薫の姫君(ヴィオレット)=紫』
『左腕=死=紫陽花の姫君(オルタンシア)=青』
と言っているので、RomanであるいはNeinで誤った情報を(我々に)伝えています。

と、ここまで書いてもう一つ可能性を見つけました。
ミシェルは、【どちらの人形が生を司り、どちらの人形が死を司っているのか】
重要視しておらず、どちらがどちらの役割を担おうが体制に影響は無い】ことを識っている。
そのため、【言い間違えたところで何も問題は無い】

どうでしょう。
2体の人形で1単位となっていることからも、個々に意味は無く、2体が揃っていれば良いのです。
ミシェルの『口調が軽やか』なのも、【あべこべを起因とした深い問題は存在しない】ことを物語っているのではないでしょうか。

もしかしたら単純にミシェルが勘違いして間違えたテヘペロってこともあるかもしれません。
死(し)=紫(し)=薫(ヴィオレット)=右
生(せい)=青(せい)=紫陽花(オルタンシア)=左
っていう音を合わせている説がRomanにはありますし、Romanが正しくて、ミシェルの説明が間違いって可能性も十分考えられます。
それこそ、彼女にとっては左右にそこまで意味や拘りが無いということの裏付けにもなります。
Romanから相当経ってますからね。忘れちゃったんでしょう。

また、「Nein自体がIFストーリーを根幹に持っているから、オリジナルとの多少の差異はあっても不思議じゃない」っていう考えもアリですよね。
全ては便宜上R.E.V.O.の導いたIFの世界ですから、あらゆる部分が変化し得るわけですし。

Neinに関わらずサンホラの楽曲は、解釈の自由を謳っておきながら、実はミスリードを誘うための罠だと私は疑っています。
同名異人なんていくらでもいますからね。
「名前が違うから人格も違う、対して名前が同じだから関連性がある」
と思い込ませるためにMoiraやMarchenでは新しい名前を出しつつ、ヴァニスタで【ノエル】という名の人物を登場させた気がします。
こうすれば、信者は「ノエルだ!これ絶対昔出てきたノエルと関係あるよ!」って言いますからね。
逆に新しい名前の人物を見ても、「エレフだ!これ絶対アルヴァレスと関係あるよ!」とはならないです。

――全てはRevoのみぞ知る……ってか(笑)
終わり。

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