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2019/03/27

ラジオ フレームアームズ・ガールが好き




本日ラジオ フレームアームズ・ガール改第23回配信日です。\キリッ/
一旦の最終回です。
ふつおた、どれも良いメールでしたね。
私の感情をすべて代弁してくれました。
丁度良いタイミングなので、私なりにラジオFAガールの総括をしようと思います。

◆いろんな言葉、いろんな聞き所

①メインパーソナリティ3名にとって「主要キャラを初めて演じた作品」のラジオであり、
  初期の初々しさはもちろんのこと、キャストの成長を窺うことが出来る
②パーソナリティの個性が際立っている
③コーナーがちゃんと面白い
④あまりラジオに興味のないユーザに対してもアプローチをしていた
⑤私のメールがたまに読まれている


メインパーソナリティ3名にとって「主要キャラを初めて演じた作品」のラジオであり、初期の初々しさはもちろんのこと、キャストの成長を窺うことが出来る

パーソナリティにとってFAガールという作品は初めてメインキャラを演じた作品であり、それゆえに思い入れも強かったのでしょう。
作品はもちろん、「ラジオ番組」も蔑ろにされることはなく、真剣に収録に取り組まれている様子を窺えました。

無印第1回のテンションはやや無理しているようにも聞こえる一方で、なんだかんだでその場の空気を楽しんでいる様にも聞こえました。
そこからだんだんと慣れていき、3人の仲もどんどん深まっていき……。微笑ましさが最後の最後まで絶えないラジオだったなあと改めて感じました。

また、なるちゃんこと佳穂成美さん、有ちゃんこと綾瀬有さんは、あまりメディア露出が多くないため、彼女らの近況報告を聞く場としても非常に重要な役割を担っていたように感じます。
尤(もっと)も、これを有難がっていたのは私のように声優が好きな層だけかもしれませんが……。
(響公式ページの収録後コメントを毎回感謝しながら読んでいました。)


パーソナリティの個性が際立っている

アホの子なるちゃん、アホなのにツッコミをやらざるを得ない有ちゃん、アホだけど周りをよく見てラジオ進行をする里加ちゃんというのが本質にあったと思っています。
(無論この「アホ」というのは「発言が面白くて可愛い」の意です。)
そのうえで、それぞれの個性が引き立つようなトークが繰り広げられるなあと常々感じていました。
これは構成作家云々というよりは主に"有ちゃんの頑張り"が大きいのかなと思うのですが、有ちゃんが頑張れるのはその周りのスタッフや、やりやすい環境、もともとの有ちゃんの作品愛(ラジオ愛)があってこそではないでしょうか。

なるちゃんは基本テキトーに喋っているのですが、それを上手にサポートしてあげる二名という構図は聞いていて飽きませんでした。
呆れつつも丁寧に突っ込む有ちゃんと時々面倒になって流す里加ちゃん、
呆れて「なる……お前……」みたいな表情をしている二人が容易に想像できてしまいます。
「アホの顔」をしている張本人の姿もまた然り。
そのベースがあったからこそ、たまーに面白いことや核心を突くようなことを言うなるちゃんが光ったり。
あとなるちゃんは相槌が可愛かったですね。にゃん。

里加ちゃんは他作品でも3人ラジオを務めていましたが、それらとは若干立ち位置が違っていて、FAガールにおいては比較的場のまとめ役をしているように私には聞こえていました。
有ちゃんではなく、です。
おそらくなるちゃんと有ちゃんの組み合わせを見て、自分の役割を理解したのではないでしょうか。
非常に機転の効く子だと思います。
ふざける時はなるちゃんと一緒にふざける(ラジオでもしばしば「私はどちらかというとなるちゃん側」と仰っていました)、突っ込む時は有ちゃんと一緒に突っ込む、脱線したら本線復帰を試みる、そんな感じ。
3人の中ではプラモデル経験者としての立ち回りもしっかりこなしており、頼もしい存在でもありました。


コーナーがちゃんと面白い

無印では
・いろんな言葉、いろんな気持ち(轟雷イメージ)
・相談に乗ってあげてもいいわよ(スティイメージ)
・せっしょんしよー(バーゼイメージ)
・バトルバトルバトル(全体イメージ)
・FAガールなトークで行こう(-)
と、作品にちなんだコーナーを展開、いずれも大好きでした。
それぞれ語ると長くなるのですが、語ります。(語るぞ)

「いろんな言葉、いろんな気持ち」はキャストの演技を楽しめる良コーナーだったと思います。
あまりFAガールは関係なかったのですが、「声優らしさ」を存分に引き出していました。
新人のなるちゃん里加ちゃんの演技が巧みであることを実感したのもこのコーナー。
特になるちゃんの「ほろよい(泥酔)」里加ちゃんの「観覧車のてっぺん」は正直震えました。
キャストの演技といえば、冒頭ミニドラマもかなりの面白さでしたね。監修赤尾でこ恐るべし。
轟雷があおのために玄米と白米を仕分けする話が大好き。

「相談に乗ってあげてもいいわよ」では、"プル"さんの留学ネタが今でも印象に残っています。
メールの内容もそうですが、なるちゃんの「(海外ではパンツ規制激しいけど)バーゼは(バニーだし)意外とセーフなんじゃない?」という鋭い発言からの
有ちゃんの「全部持っていきなさい!」というナイスアンサー、更に「ミキシングして文字通り三位一体で持ってけば解決」という素晴らしいフォローまでするという、
「本当に新人声優の青いラジオなのか?」と思わせるような流れに感動しましたね。
更に1年後、同じく"プル"さんからは現状報告が。かなり時間をおいての報告メールというのがなんというか"エモい"ですよね。

「せっしょんしよー」はメールの送りやすさも相まって人気コーナーでした。
(他のコーナーと違い、最後まで生き残りました。)
初回の「らっこ」正解以降なかなか正解できず、それが3人の「アホっ子」属性を確固たるものにしたという意味では、ラジオの方向性を決めたコーナーでもあります。
これは今思えば「リスク」そのものですが、「(ふざけたコーナーを)やり過ぎず、(ふざけた方向へ)行き過ぎなかった」のは間違いなく構成作家の手腕でしょうね。
私達の見えないところでラジオを良いものにしようと努力されていた方がたくさんいたのだと思うと感謝してもしきれません。
(ワンフェスで杉山Pが仰っていた「ラジオにもアニメと同じスタッフを一貫して充てている」発言も、まさにこういうことなのかもしれません。)

「バトルバトルバトル」はあまり奮わなかったのは残念でしたが、メールがやや送りづらかったので仕方ないですかね……。
それでも国を考える件(くだり)で「あんまり寒くない国」というものすごく変なところを攻めるなるちゃんや、里加ちゃんの考えた「絶対1日1回は誰かと一緒にご飯食べるルール」に対して露骨に嫌そうな反応を示す二人など、内容としてはどれも楽しめました。

「FAガールなトークでいこう」はパーソナリティのパーソナルな部分を聞けるコーナーでもありました。
キャストの持ち寄ったテーマもリスナーから送られてくるテーマも身近なものばかりで、
取っつきやすそうな感じが伝わってきました。
ワンフェス公録での「Suicaに1万円くらいチャージする」ってやつが個人的に好きです。
(あれ以来、毎回1万円チャージしてる。)

コーナー改変後は、
・今月のなでなでとよしよし
という日々の苦労を慰めるコーナーが新設(と同時にいくつかのコーナーが消滅)。
ノリノリでママになる有ちゃん、低音ボイスだったり赤ちゃんみたいなボイスだったりする里加ちゃん、一人だけ謎キャラを降臨させてしまうなるちゃんと楽しいコーナーでした。

番組タイトルリニューアル後は、
・せっしょんしよーR改
・イマジネーションラボ
・うちのFAガール
の3コーナー体制に刷新。
イマジネーションラボは、無くなってしまったミニドラマの代わり……とまではいきませんでしたが、「もしも」をテーマにFAガールの妄想話が繰り広げられました。
「もしもFAガールが会社の上司だったら」
「もしもFAガールがTwitterを始めたら」
などお題は様々だったのですが、どれもパーソナリティの個性が垣間見え、作品のファンも声優のファンも一様に楽しめる良コーナーでした。

終盤には
・バリエーションネーム会議のお時間です!
という限定コーナーも登場。
これはラジオ発で制作・発売が決まった限定キットのサブネームをリスナーから募るという素敵コーナーです。
もともとFAガールファンには創作や架空設定が好きな方が多く、彼らにとってはまさに楽園のようなコーナーだったのではないでしょうか。
(一方で1つメールを送るのに数時間頭を悩ませていたオタクもいる。ここにな。)
後述しますが、声優ラジオでありながら、声優ファン以外をも魅了していたというのはすごいことだと思います。


あまりラジオに興味のないユーザに対してもアプローチをしていた

リニューアル後に新設された「うちのFAガール」というコーナー。
2018年1月のイベントにてFAガールのプラモコンペが行われ大変盛り上がったのですが、それがラジオの一コーナーとして復活。
Twitterにハッシュタグ付きで投稿されたFAガール写真をスタッフとキャストが選定、いくつかをラジオ内で紹介するというものでした。
(おじさんたちがFAガールの販促を行うニコ生「FULLSCRATCH LIVE」ではすでに似たようなことが行われていましたね。)

さて、アニラジ(≒声優ラジオ)は基本アニメファンというよりはむしろ声優ファンが聞きます。
では、プラモファンはというと……。言うまでもないでしょう。
そんな状況で、プラモファンに少しでもラジオに興味を持ってもらおうとした結果がおそらくこれです。あるいはこのコーナーを通じて、同じ輪の中に居る違う属性の層への販促を睨んでいたかもしれません。
畢竟、とても良いコーナーだと思います。
プラモファンがラジオ本編をちゃんと聞いていたかはともかく、制作サイドがきちんとニーズを調査・把握し、「こういうのは喜ばれるのではないか?」と考えてくださっていたのでしょうね。
「キャストが作品に対してコメントをする」のはやや荷が重かったようにも感じましたが(有ちゃんが気を利かせて喋っていましたね)、HJの木村編集長が助っ人として登場した回もあり、全体としては悪くなかったです。

願わくば、「プラモ興味なかったけどアニメ見てプラモ買いました!」系の投稿をもっと拾ってほしかったという感じです。
まあ、クローリングしていた限り、そもそも投稿している人の9割がガチガチの模型クラスタだったのですがね……。
珍しくプラモ付きラジオCDを買った友人がいたので、もう少しラジオが続いてくれればあるいは……。


私のメールがたまに読まれている

ものすごく個人的な感想になってしまいますが一応……。
誕生日メールが読まれたり、あにきゃん感想が読まれたり、
ワンフェス直後の配信でメールを読まれ「あとイベントも来てくれてありがとう」
と私信をもらってしまったり、正直なところ「距離感が適切ではないかもしれない」
と反省したこともあります。
ただ、スタッフがゴーサインを出したメールが読まれているはずなので、
気にしなくても良いのかな……。実際どうなんでしょうね。

個人的には
「誕生日メールが1通だけ来ているのでせっかくだし読もう」よりは
「誕生日メールが1通だけ来ているけど内容が微妙なので読まない」方がありがたいです。
メール数を問わず、常に内容の良し悪しで判断していただけるものだと思っているので……。
(誕生日メールが複数来ていたのだとしたらそれは勝ちということになりますなw)

メールではないですが「充電くんTシャツ来ている人に会った」旨
ラジオ内で喋ってくれた有ちゃんとなるちゃん、ありがとうございました。

総じて、とても良いラジオでした。
お疲れ様でした。


◆メール採用率集計会議のお時間です!

2017年1月より配信がスタートし、リニューアルを挟み2019年3月末まで続いたこのラジオ。
私もそれなりにメールを送り、それなりに採用されました。
以下にその集計結果をまとめましたのでどうぞ御覧ください。


改からは定期的にメールを送るようにしていたため、送信数も採用数もそれなりでした。
ほんの僅かですが、ラジオを盛り上げることができたのかなと思います。
「うちのFAガール」は採用0でしたが、
ここはまあ住み分けというか役割分担ということで一つ。適材適所。

せっかくなので採用されたメールを一部ご紹介。
【あにきゃん2018の感想(改第14回)】

キャストに
「これで全部わかる」
「長文!」
「行って……(なくてもわかると続いたと思われます)」
とお褒めの言葉を頂きました。
無限にメッセージを伝えたいので、短くしようとしても絶対に長くなります。

【しまむらの悲劇(無印第33回、後夜祭公録)】

なるちゃんに補足された回です。
私は何もしていませんが(ここ重要)、あの瞬間だけイベントを私物化していましたね……。



メールが読まれると喜び、読まれないとがっかりする、そんな毎日でした。
何回読まれても慣れることなく毎回嬉しくて、読まれない回が続いても慣れることなく毎回がっかりしていました。
一つのラジオにここまで定期的にメールを送ったのは今回が初めてだったのですが、「面倒だけど送らなきゃ」という思考になることもなく、楽しくメール投稿活動が出来ました。



以上、私なりのラジオ フレームアームズ・ガールに対する雑感でした。
他にも書きたいことはありますが、このくらいにしておきますね。
ラジオFAガールはこれで「終わり」ではなくあくまで「休止」なので、再開を楽しみに待とうと思います。
ありがとうなるちゃん!

1 件のコメント:

  1. アニメは勿論、ラジオからプラモのコンセプトからあらゆるところで
    ユーザーに寄り添うような運営でしたよね、だからこそ好感が持てるというか
    よっしゃ応援しよう!っていう気になる。
    パーソナリティ三人の「アホの子」属性がそれに愛嬌や愛らしさを追加して拍車をかけたのは言うまでもない…

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