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2019/04/10

桜を見る人


MacBook Pro→社用個人デバイス、タンブラー→取引先からノベルティとしてもらった、コーヒー↓

他の部署から異動でやってきた新次長と一緒にお昼に行くとどうなる?
→昼食代+社内併設カフェのコーヒー代が無料になる。(挨拶)

桜の季節です。
「桜を楽しむ」のような薄ら寒いワードが飛び交う日々ですが、大抵の場合「桜を見るのが好き」でも「花見の雰囲気が好き」でも無いと思います。
彼らは「桜を見て楽しんでいる風の雰囲気を出している自分が好き」なのです。
本当に桜が好きならば、春だけでなく、オフシーズンでもその樹や葉を見るために花見(ここでいう花は生物学な意での花)をするはずなんですよ。
ところがそんな人の存在は聞いたことがありません。

スキーが好きな人や、競技スキーに取り組んでいる人は、夏でもグラススキーといって芝生の傾斜面でスキーの練習をするんです。
そういうこと。
春にだけ桜を見ている時点でその人は桜なんか好きでもなんでもないわけです。

でも、もしかしたらこの感覚って大昔から変わっていないのかもしれないな……と思いました。
大昔の人、桜がたいそう好きだったようですが、彼らも「桜を嗜んで歌も詠んでる俺カッケー」のマインドで生きていた可能性、ありますよね。
私は和歌というか古典に疎いのでわかりませんが、当時の彼らはオフシーズンの桜についても「いとをかし」とか言っていたのでしょうか。
まあその場合でも「オフシーズンの桜を"わかってる"俺やっぱすごいよなあ……」みたいな感じだったのかもしれませんね。
(程度はどうあれ、いずれにせよ「桜が好きな自分が好き」という本質に変わりは無い)

以上。

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