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2018/08/24

noe's kitchen (not psycho-pass)


私の実家では片栗粉100%でも唐揚げ呼びでしたので、本エントリーでは全て「唐揚げ」として表記します。
というか片栗粉100%で作ったほうが明らかに美味しいよね。どう?(挨拶)

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閲覧注意です。
"俺みたいな中3でグロ見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは "
という方以外は、十分注意してご覧ください。
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飼育しているデュビア(デュビアというのは、アルゼンチンモリゴキブリというゴキブリの学名『Blaptica dubia』の略称だよ。)を食べてみたくなったので、調理して試食します。
冒頭にある通り、唐揚げにします。(天ぷらと迷った。)(第二弾があるなら天ぷらになる。)

1.糞出しをする

デュビアは餌切れに強いため、餌のない環境でもすぐには死にません。
写真のように水のみを与えて数日間断食させ、糞出しを行いました。
ちなみにうちの個体は100%人参で育てています。これが味に影響するかは不明。
個体ごとの味や食感差を知りたかったため、成虫♀、成虫♂、幼虫Lサイズを用意。
本当はもっとたくさん使いたかったのですが、思っていたよりも在庫数が少なかったので5匹にセーブ。(この後1匹メスを追加して6匹にしました。)

2.タレに漬け込む

4日ほど経過し、糞が完全に出切ったことを確認したため、本調理へ。
醤油ににんにくを入れてよく混ぜます。材料の下味になります。
普段唐揚げを作る時もこうしていたので、それに倣いました。


〆ようかな悩んだのですが、生きたまま投入することにしました。
20分ほど冷蔵庫に入れて寝かせます。流石にぐったりしてました。

3.片栗粉をつけて油で揚げる

1匹は素揚げして塩コショウ振ろうと思い、分けておきました。(成虫メス)
こちらは試験的に揚げる前に熱湯で〆ました。
揚げると背中の蛇腹っぽい部分が広がります。


残りの5匹は片栗粉を付け、揚げていきましたが……。


衣、全て剥がれ落ちました。オオン……。ナンデ……。
鶏肉だと普通にくっつ付くんですけど、昆虫はつなぎ無しだと無理なようです。
次は天ぷらでリベンジですかな。

4.デュビアの唐揚げ素揚げの完成

盛り付けて完成です。これがインスタ映えちゃんですか。
人参(うちのデュビアの餌)、レタス(このためにわざわざスーパーで買ってきた)で彩りを整えました。
デュビアは綺麗に並べようと思ったのですが、コロコロ転がってひっくり返ってしまうので諦めました。


一匹抱卵していたようで、揚げてる時にお尻から卵鞘が出てきました。
当たりですね。

5.実食
ここからは味のレビューです。

・成虫メス
旨味がやや抜けた桜えびという感じ。端的に言うと普通に美味い
下味としてにんにく醤油に漬けたものの、あまり味は染み込んでいなかった。
塩コショウは香りもよく非常に合う。こっちが正解っぽい。

嫌なにおいやクセは一切なし。後味も苦味や不味さはない。非常にすっきり。
中身はスカスカかと思いきや、それなりに動物性タンパク質感(肉感)があり、ふっくら美味しい。(とろっとしてる感じはなく、舌触りも良好。)
外側はパリパリの甲殻で、エビの尻尾そのもの。よく噛んで食べないと喉に引っかかる。

ちなみに熱湯〆による味の優劣は無し。
結局揚げた瞬間即死するから当然といえば当然。

・幼虫Lサイズ
上記成虫メスと同様の味。
ただし、甲殻が柔らかい分、口当たりがサクサクしていてかなり食べやすい。

・成虫オス
心なしか味は♀の方が良い気がするが、こちらも一切まずい、苦いという感じは無し。
翅(はね)はパリパリ柔らかく食べやすい。
ただ、2匹とも♀はにはなかった独特のにおいを感じた。食べた後も結構鼻に残る。集合フェロモン?

・卵鞘
味わからんわ。

総評:ゴキブリは美味い、素揚げして塩コショウが安定。

以上。珍獣屋だと1200円取られるらしいぜ。

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