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2022/05/19

俺は「仕事がつらくて自殺する人がなんで仕事をやめる選択でなく自殺を選んだか」を識っているけど、皆さんは?

自殺を選択する人の本当の気持ちは知ることができません。
でも、私には「こうなんじゃないか?」という予想があります。

「仕事がつらくて自殺を選ぶくらいなら、とりあえず辞めたらいいのに」
多くの人はそう思うか、そもそも自殺した人のことなんて興味もないでしょう。

彼らはなぜ辞職ではなく自殺を選んだのか。
それは「悔しいから」です。

会社が貴方に対してなにか酷いことをして、貴方がどうしようもなく苦しんでいるとします。
苦痛から逃れたいと考えます。

辞職を選ぶとどうなるか。
会社を離れた自分はたしかに被害者なのに、自分を排除した会社は悪びれる様子もなく今日もそこに存在し続けて、苦痛を受けた自分と苦痛を与えてきた会社の時間は変わらず進みます。
そこには苦痛を受けていない社員や、苦痛を与えてきた上司なんかが平然と所属していて、会社を辞める前の貴方と同じように日々を過ごしていきます。
もはや、会社は自分たちが加害者であったことなんて自覚していないでしょう。

いじめられっ子がいじめを理由に転校したとして、いじめっ子の人生になんら影響は及ぼさないように、会社をやめた貴方はただ単に一身上の都合により会社をやめただけの人。会社はそれを見送っただけ。

そんなの、悔しすぎませんか?

では、死んでみたらどうでしょう。
まず、死んだら悔しさを感じることもありません。良いですね。
そして貴方は死んだので、少なからず会社は罪悪感を感じるでしょう。きっとニュースにもなりますから、会社の株価も少しは下がるかもしれません。
たしかに貴方は被害者で、会社は加害者という形で双方の認識が合います。
無念を晴らすとはこういうことなのでしょう。

彼らは悔しい思いを抱えたまま生き続けるよりも死のほうが安いと判断したわけです。
死ねば悔しい思いを抱えることもないし、逆に相手に嫌な思いをさせられる。
だから死んだ。極めて合理的だと思います。
だって人間は感情を抑え込めないのだから。

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