ヒカキンさんがよくわからない部分を気にしていて好き。
かなり太ったので、痩せる動画作ればそれだけで半年くらいネタ尽きないですよね。
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今日は骨延長手術をする人のことを考えていました。
コンプレックスを解消するという観点からすると、植毛だったり二重整形と同じだと思いますが、決定的に違うことがいくつかあります。
思いつくのは以下。
・500万前後と費用が高い
・健康被害が顕著に表れる(歩行障害、走る速度が落ちる、しゃがめなくなる等)
・激痛と長期にわたるリハビリ、その間の生活のしづらさ
・脚だけを伸ばすため全体のバランスが不自然になる
コンプレックスを一つずつ解消している私が最も問題だと思っているのは4つ目、完成後の身体のバランスです。
冷静に考えて、脚だけが伸びていたらおかしいでしょう。アジア人は胴長短足、これは遺伝子的にそう決まっているわけで、伸ばしすぎたら絶対に不自然です。
私は植毛する時、医師の助言に従う選択を取りました。正解であったと思っています。
「このくらいまで生え際を前に持ってきたいんですけど」
「それだとカッコ悪くなると思うし株数的に避けた方がいいよ」
この経験があったため、二重整形時には初めから
「自然な感じを重視しています。平行二重は難しいと思うので末広で」
と自分の目の形に合っているものをオーダーし、医師からも
「そうだね、それが良いと思う」
とお墨付き。
この「自然な形になるよう医師に委ねる」マインドが美容整形では大事です。
なぜなら医師は患者よりも多くの症例を見てきており、ベストプラクティスを知っているから。
素人の安直なリクエストなんかよりもよっぽど良い、合理的な提案をしてくれます。
それなのに目にする骨延長手術経験者は皆、10センチ以上脚を伸ばしているわけです。
165→183センチって明らかにおかしいだろ!!!脚だけ伸ばしてどうすんねんアホ!
彼らの願いが「脚を伸ばしたい」ならこれでもよいでしょう。
でもそうではなくて、あくまで「身長を伸ばしたい」なのですから、脚だけを伸ばすのはそもそも間違っているんです。
おそらく担当医は「15センチは伸ばしすぎだから~」と助言していることでしょう。
ところがコンプレックスに脳を極限まで侵されてしまっているが故に、これを聞き入れることが出来ずに希望を貫き通しているのだと思います。
そして、骨延長手術経験者の先駆けの方々がこぞって10センチ以上も脚を伸ばしたものだから、後を追うものも同じく過剰に脚だけを伸ばす。それが当たり前になっていく。脚だけ長いのは美であるという意識が(極めて狭いコミュニティの中で)育っていく。
そんな感じだと予想しています。
正直気持ちはわかります。コンプレックスは思考を破壊します。人生を破壊します。
それを解消できるとなれば反動はものすごく大きいでしょう。
ただ、何事もバランスが大事ですよ。
ちなみに筆者は身長170(健康診断では171だった)ですがこれまで一切自分の身長を気にしたことがありません。
結局のところ価値観は人それぞれだなあって思いますね。
以上。
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